2月に行われる、看護師国家試験。

近くなるに連れ、現実感が増していき

不安や恐怖に襲われる人も、いると思います。


自分の人生が、決まるようなものだから

不安になるのも、怖くなるのも

当たり前だと思います。


でも、大丈夫ですよ。大丈夫。


国家試験は、学校の受験のように

定員や合格者の人数が、決まっていて

誰かが受かれば、誰かが落ちる、という試験ではないし

急に、無理難題を迫られるわけではないので

やるべきことを、きちんとやっていて

冷静に問題を解く力が、ある人ならば

受かります。


全国的にみても

慢性的に、看護師が不足していて

それなのに

国家試験が、簡単な問題にはならず

むしろ、年々、難しくなっているのは

最低限の知識がない看護師は必要ない、というのが

おそらく、厚生労働省の考えだから。

でも、それは当たり前なんだよね。

知識がない人が看護師だったら

患者としては、怖くて病院には行けないし

もし、同僚が知識がない人だったら

怖くて、一緒には、働きたくない。


看護師になるにあたって

人として、という道徳心や人間性も

とても大切ですが、それと同じくらい

医療者としての知識と技術も大切です。

どちらか1つ、では、ダメなんです。

人間だから、感情があるし

人間性を重視したくなる気持ちもわかるけれど

でも、現実として考えると

人間性だけで、この仕事は出来ません。

それは、許されないから。


看護師という職を仕事にするのなら

医療者としての知識と技術

そして、人間性。

この3つを持ち、常に、磨き上げること。

学生時代と同じ知識と技術では困る。

学生時代で止まったままの知識と技術では困る。

常に磨き上げ、常に進化し続けなければならないのです。