今日、ニュースで乳幼児連れのお母さんたちが集まって、子供の泣き声を気にしなくて大丈夫なような環境ができていると知りました。
災害時でも、子供はお腹がすきます。オムツも汚れます。
環境わや整えてくださっている心遣いがママ達は嬉しいと思います。
一部の避難所だけかもしれませんが、避難所運営されている方に頭が下がります。


災害時でも、分娩は待ってくれません。

こんな時、どうすればいいのか…

まず、陣痛が来て病院まで間に合わなかったら…(道路の状況が悪いとのことで普段の通院経路から迂回しなければいけないことがあると思います)

もし、産まれそうになったら
肛門を圧迫してください!旦那さんのグーの手でも構いません!!
とりあえず肛門を陣痛の痛い時に思いっきり押してください!
そうすると怒責感が軽減します。テニスボールや硬球などボールがあれば椅子とお尻の間に入れて肛門を圧迫する方法もあります。
それでいきみをのがしながら病院までなんとか辿りつけば万々歳です!

もし、間に合わず赤ちゃんの頭が出てきたら…
車の室温はMAXでお願いします。大人は暑くても水に濡れた赤ちゃんは寒いです。
そして毛布や厚手の上着を用意してください。(もしかしたら被災され身近にないかもしれません。その場合はビニールの袋があればいいですがなければ大丈夫です。)
もし赤ちゃんが産まれたらすぐに身体についた羊水を拭いて保温してあげてほしいです。もし厚手の服や毛布がなければ、お母さんの胸の中に入れてあげてください。顔が圧迫されないように横に向けてあげてください。ビニール袋があれば赤ちゃんの身体に直接貼り付けてあげてその上から胸の中に入れ抱いてあげてください。かなりの保温になります。

次に何か紐やゴムを見つけてください。
臍の緒のどこでもいいので強く縛って欲しいです。(不要なものを含んだ血液が赤ちゃん側に流れないようにするため)
もし難しかったら洗濯バサミで挟んで握るのでもオッケーです🙆
何もかもダメであれば、できるだけ赤ちゃんをママの体の上方向(陰部より頭上方向)へ抱っこしてください。
もし臍の緒が短く赤ちゃんを動かせない場合は、そのまま赤ちゃんを保温し、臍の緒を握ってください。
しばらくすると胎盤がでてきます。胎盤が出てくると、握ったり縛ったりしなくても大丈夫です。
通常、胎盤は自然に剥がれます。もし癒着していたら剥がれないので、そのまま病院へ辿り着くまでそっとしておいてください。

あとは、時間の確認をお願いします。
出生届はその場に立ち会った医師、助産師、その他の方が記入することができます。
その場に立ち会っていることが条件になりますので、家族の人に時間の確認をお願いしてください。

確認する時間は生まれた時間と胎盤が出てきた時間です。
時間の記録は、携帯画面の時計のスクリーンショットでも構いません。
後からわからなくならないように記録をお願いします。

災害時に備えて、車には
・毛布、バスタオル、ビニール袋(ゴミ袋)、糸や紐、洗濯バサミ
を用意しておくといいかもしれません。