自分の体を受け入れるということ〜怪我からのサクセスストーリー〜 | Hiromiのブログ

    数年前に、一度、ブログに書いたことですが、大切なお話なので、もう一度。

    ぜひ、皆さんに知っていただきたいのです。

    ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私の体は万全ではありません。

    20歳の頃、左膝の前十字靭帯を断裂しました。

    そこから、再建手術を行うか、太ももの筋力を上げて、切れてしまった靭帯を補うかの選択が必要でした。

    引退試合を半年後に控えていたので、一度、筋力がぐっと落ちる手術はせず、筋肉を鍛えることで補っています。

    だから、未だ、私の左膝前十字靭帯は繋がっていません。

    同時期に、同じく前十字靭帯を切った友達も、後者を選択しましたが、もう5年ほど前に、急に立たなくなり、結果、再建手術を行いました。

    それくらい、筋力が落ちたら、まずい左足です。

    だから、いつも怪我をするのも、痛みが出るのも、左脚。

    けれど、トレーニングさえ、ちゃんとしていれば、私のように、1日に何本も激しいレッスンを行うことができる体づくりをすることができます。

    歳を重ねれば重ねるほど、体のあちらこちら、痛みが出るかもしれません。

    だけど、諦めないで欲しい。

    トレーニングを辞めないで欲しい。

    もちろん、激しい痛みがあるうちは、安静が大事だと思います。

    でも、いつまでも使わなかったら、どんどん筋力は落ちるだけです。

    体の誤った姿勢や動きからきた痛みなら、筋バランスを整えられるようトレーニングしないといけません。

    痛みがあったとしても、それが全身でないなら、できるトレーニングがあるでしょう。

    例えば、膝を痛めても、お尻やお腹、上体は鍛えることができます。

    病院にお世話になっても、リハビリに通っても、良くなるのは、きっとひと時だけです。

    根本的に解決するには、ちゃんと自分の体と向き合って、受け入れて、自分でトレーニングする方法しかないと思うのです。

    私は、皆さんの体の痛みに寄り添えるインストラクターでありたいとずっと思っていますし、全力でサポートさせていただきます。

    けれど、できるのは、「サポート」だけなんですよ。

    自分の体は、自分しか変えられないんです。

    だから、痛みや怪我に負けないで。

    一緒に、どうやったら、痛みを軽減して、より健康な体を作っていけるのか、インストラクターという立場から、皆さんと考え、歩んでいけたらと思っております(^-^)