続きです

病院の前ですぐに保護主さんへ電話し、
アロアの病状、治療の事など話しました。
そうしたら、「今、電話しようとしてたんです」と言われ
保護主さんの所でも感染した子が居ると話してくれました

頭が真っ白だった
ア~シャンは、そのあと何を話したのか覚えていません


とりあえず電話を切り、家に帰ってきて一人になると、
アロアが可哀相で

ウイルスが憎くて

悔しくて

悲しくて
…たくさんの思いが溢れボロボロ

ボロボロ涙が出てきて止まりませんでした


しばらく泣いた後
「泣いてちゃいけないと」思い直し

ペットショップに行き



店員さんに事情を話し
ウイルスに効く消毒液を買って、
アロアが使っていた物を中心に消毒&掃除を始めました。
アロアが元気に帰ってくるように念じながら…。
その日の夕方、家族が帰って来て直ぐにアロアの面会に向かいました

病院着くと、
アロアは先生の一番見える所にある
人間の赤ちゃんの保育器のような透明の箱に入っていました

腕には点滴、首にはカラーを付けて

力を振り絞り必死に「帰りたい」とアピールしてるように箱の中をバタバタと歩いていました

一見、元気そうに見えるけど

本当の戦いはこれからだと言うことを先生は話していました

次の日、面会に行くと、先生の言っていた言葉通り

アピールする力もなくなり

ただ虚ろな目で横たわるアロアがいました

この病気は、
特効薬が無く、身体に抗体が出来、ウイルスが身体からいなくなるまで待つしかない病気なので

この日からが本当の戦いの始まりでした

ごめんなさい

続く…。