機内で心肺停止…AEDで命取り留める JAL国際線で初

12月14日19時22分配信 毎日新聞


 【千葉】ハワイ発成田国際空港行きのJALウェイズ機内で、心肺停止状態になった千葉県内在住の自営業の男性(68)が、乗客の女性看護師(27)や客室乗務員らの連携で命を取り留めた。蘇生には自動体外式除細動器(AED)が使用された。日本航空成田広報室によると、国際線にAEDが導入された01年以降、心肺停止から蘇生したのは初めて。同社は「勇気ある行動に感謝している」と話している。

 男性が搭乗していたのは、11月30日のJALウェイズ71便。太平洋上を航行中の午前7時40分ごろ、食事サービスの開始直後に、男性が「心臓が痛む」と訴えた。男性は心臓に持病があり、同10時ごろに容体が急変、けいれんを起こして意識不明になった。

 このため、医療関係者を探す「ドクターコール」を機内に放送したところ、看護師が名乗り出た。血圧を測ったり、無線を使って医師の指示を仰いで点滴を打つなど、着陸までの4時間半にわたり、医療措置を施した。

 男性は到着後、すぐに成田市内の病院に搬送され、集中治療室で治療を受けた。3日には一般病棟に移るまで回復したという。

 看護師は「成田到着まで4時間もあったので、厳しいと思ったが助かってよかった」と話しているという。同社は看護師に感謝状を贈る。【柳澤一男】
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