THIS IS THE MODERN WORLD | 夜明けの口笛吹き♪

THIS IS THE MODERN WORLD


ああ、ポール兄貴…かっこいい。

という事で(どういう事?)PAUL WELLER師匠です。

何をやっても絵になる。
太いズボンなんか死んでも穿かない。

周りがどうだろうが、己の信じる道を進んでいく。
常にスタイリッシュであれ。
そんな「かっこいい男の生きざま」をこの人から教わった気がする。

若干18歳の時、THE JAMでデビュー。彼らの最初のシングル『IN THE CITY』の歌い出しはこうだった。

「この街で、言いたい事がたくさんあるんだ!」

タイトなスーツに身を包み、当時のイギリスの若者の気持ちを代弁した歌詞をタイトなビートと共に叩きつけた彼ら。

そんなクールなバンドが注目されないはずがない。

当然のようにJAMは、英国労働者階級の絶大な支持を得る。そんな彼らの成功はデビューと同時に約束されていたようなものだ。

当初のブリティッシュビートに影響を受けた音から、徐々にR&B、ソウル等のブラックミュージックに接近していき、新たな活動の為にJAMを解散させる。

すぐにTHE STYLE COUNCIL結成。より洗練された音楽を展開させる。
しかし、歌詞は政権批判を歌うなど、パンク精神は変わらず。
あくまでスタイリッシュに。
やがて30代突入と共に、ソロ活動開始…常に第一戦で活躍しつつ現在に至る。

デビューから、30年。
現在49歳。スタイリッシュぶりは変わらず。

最近のインタビューでは、「やりたい事はやってきたから、音楽的にはゴール到達している」だの「歳を取ると、他人からどう見られようが、どうでもよくなってくる」なんて、随分丸くなった発言をしつつ、しっかり白いジャケットにネクタイ、胸ポケットにはスカーフ…やっぱりこの人、生涯モッド野郎だ…。

今やりたい事は「長生きする事」…あのPAUL WELLERがだ。子供達の成長を見届けたいそうだ。

若い頃はトガりまくっていた彼が、そんな風に言うのを見て、ちょっと寂しい気持ちも。

それでも、自分に正直な彼は、やっぱり今も、
世界一『かっこいい』男だ。