真の伝説へ…。 | 夜明けの口笛吹き♪

真の伝説へ…。

今回はRAMONESの『END OF THE CENTURY』を紹介します。
RAMONES…どれだけ賛辞を贈っても足りない…何度聴いても飽きるどころか、毎回新鮮な感動がある。
マッシュルームカットが伸びた髪、ライダース、破れたジーンズ…そのスタイルを維持する事を、メンバーに半ば強制していたのは、ギターのJohnnyだったらしい。他のメンバー(特にDee Dee)なんかは、もっとお洒落な格好をしたかったらしい。
でも結果的にそれが、彼らのスタイルとして認知された。ギターソロが弾けなかったので、コードカッティングで押し通すスタイルが完成。結果的にそれが、3コードのパンクロックの一つのスタイルを産み出す。
どこまでが計算で、どこまでが結果論かは解らないが、やはり彼らがパンクロックのスタイルを創ったのだ。彼らのスタイルを真似るのは簡単だが、『RAMONESサウンド』というのは、やはりJoey,Johnny,Dee Dee,Markyという、この頃の四人でしか成し得ない。
初期メンバーのTommyもいるが、やはりMarkyが加入して以降、彼らのサウンドスタイルが固まったと、個人的には思う。ロックンロールはリズムが要。特に、ドラムスが重要なのだ。
彼が加入して以降の音と、それ以前とでは、その差は歴然。このアルバムで言うと、『ROCK'N ROLL HIGH SCHOOL』など、一聴するとシンプルな8ビートだが、これこそMarkyビートともいえる、彼独特のスタイルである。本人曰く、手首のスナップが重要だそう。
これが意外と、体力を使う大変なものらしい。

このアルバム、Phil Spectorプロデュースで有名だが、個人的にはそういう事はあまり関係ないと思う。
RAMONESの音というのは、デモ音源を聴くと解るように、既にスタイルが出来上がっているので、外部の人間がどうこうできるものではないのだ。
でも、やっぱ『R&R RADIO』なんかはハマってるけどね。
個人的にこのアルバムと『PLEASANT DREAMS』『SUBTERRANEAN JUNGLE』という3枚は、一般的にはあまり評価されてないが、名盤だと思う。
Joey,Johnny,Dee Deeが相次いで亡くなり、当時のメンバーはMarkyしかいない。僕の好きなRAMONESは、もうスピーカーの中や、残された映像の中にしか、存在しない。でも、それで充分だ。