緊急事態宣言の全国拡大を受けた昨夜の、ニュース・ゼロ、だったかな?で、地方自治体の長を取材したコーナーがあって、その中でカミさんの実家の秋田県の佐竹知事のコメントがあった。知事曰く、

 

「そもそも秋田の場合、郡部については普通の時も人が歩いてませんので、あまりピンとこないと思います。」

 

と、言葉少なく語っておられたのを見てわたしは思わずほくそ笑んでおりました。

 

(わたし)「そうだよなあ、農業地帯には普段も人が歩いていないし、おいらは県北の能代・大館・比内・鹿角しか知らないけども、街中でさえ人通りがまばらで三密が少なく、飲食店も実質20時で終わっているし。」

 

...... あるいは知事の言葉が少ないために、この言葉についての個々人の異なる解釈があったのか、「秋田県」が今日のTwitterのトレンド・ランキング上位に躍り出ていました。

 

「自虐ネタ」、「危機意識がないのでは?」、などのコメントが見られました。なお、わたしは以下の解釈をした。

 

(わたし)「秋田市は知らないけども、県北には飲食店も少ないし、風俗やチャンネエのいる店もないし、混雑すると云えば「いとく」や「イオン」などのスーパーをはじめとした数ヶ所、かなあ。むしろ県外からの人の流入や県外(=青森県、主に弘前)への県民の移動を制限する。秋田県北に関して云えば、碇ヶ関の封鎖か?」

 

で、今日の午後になって、カミさん実家の自治体で、義母のケア・マネジャーをしてくださっている社会福祉士さんからカミさんが電話を頂いた。内容;

 

(社会福祉士さん)「連休に帰省のご予定はありますか?」

(カミさん)「従来ならば行くところですが、感染を拡大させてはと思い、今年は遠慮するつもりです。」

 

聞いたところ、県からの指示で、県外からの人の移動を自粛して欲しい旨の指示が、県下の各自治体に素早く通達されているとのことで、仮にカミさんが帰省した場合の措置についてのお話も伺った。秋田県、ちゃんとやってます。頑張ってください。

 

余談ながら、秋田県は江戸時代においては基本的に旧佐竹藩(ただし、県北の鹿角郡は旧南部藩)で、現知事の佐竹知事は佐竹藩主の分家筋にあたるそうな。

 

んで、「佐竹家」っつうのは清和源氏の一家系の河内源氏の2代目棟梁の源頼義の3男の新羅三郎義光を祖とする。また、新羅三郎義光の兄は八幡太郎義家。更には、鎌倉時代→室町時代・戦国時代を経て→江戸時代を通じて存続した数少ない家のひとつであって、「新羅三郎」と云えば、鎌倉は大町に屋敷を構え、大町の八雲神社はゆかりの社であります。

 

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