「曲」なるブログ・テーマの21回目となります。
いつもはジャズはハード・ゲイ、もとい、ハード・バップ系の4ビートが５割、それにボサノヴァがおよそ５割にMPBが少々、というのが月例の練習の課題曲の内訳なのですが、来月の練習に上がっている15曲の中に、なんとメセニー・グループの"Phase Dance"が入ってる。
おおおっ。いいんでない。思うに、いつも4ビートやボサやサンバ系のリズムばかりではリズム隊が飽きてしまいそうだし、また、いつもホーンがテーマ吹くのも飽きるし、わたしなども、あるいはヴォイシングの初歩的なオベンキョーになるかもしれないと考え、テーマ吹きはなるだけ他の人にお願いして、自分は別のパートの音を拾ったり、自分なりの稚拙なパートを作ったりしているし、それに、この曲のように「ギターをフィーチャー」、とか、別の曲では「ピアノをフィーチャー」、って感じでいいのだと思うのであります。それに、そもそもメセニーの"Phase Dance"は好きだ。それに幸い、あれだけ綺麗な曲の割にはコード進行が簡素であります(コードは5つだけ)。
とはいえ、こういう曲はわたしにとっては結構難しい。ビートも違うし、バップやボサの節回しでソロを取ったらめっちゃダサくなるし。でも、この曲は入門編として最適の曲のように思えます。メセニーは学生の頃から好きでよく聴いているのだけども、この手の音楽をやった事はないので、出来れば楽しみながら練習したいです。
わたしのように年を取ってくると、人によっては好みが狭くなって来る傾向が見られないことがない。「XXXはこうでなければいけない。こうでないあれはダメだ」、的な矜持を耳にしないこともない。
おいらは考えるのであります。足りないオツムで。「どのみち実力がないので、なんだって、いいぢゃなあい？(ギター侍風に)」。やらないよりも、やった方が経験になるのだろう。で、ヤッてみたら恥をかく。それでいいぢぁない。初めてのエッチと同じ。
この曲については手持ちのCDでは"Pat Metheny Group"しかない。
https://www.youtube.com/watch?v=0weOIry2ZOc (Pat Metheny Group)
で、Youtubeを舐め回してみると、おおおっ、ジェシ・ヴァン・ルーラーが演ってるのがあった。
https://www.youtube.com/watch?v=BxRoPT1JsBI (Jesse Van Ruller)
[日記の部。] 先週末のわたしの福岡行きに続き、カミさんが急遽ディープ東北の実家へ。強烈な寒波がやってきているので、両親に代わって雪掻きの旅。行ってらっさい。今夜は九州で買った長崎ちゃんぽんをこれから作る。カミさんが帰ってくる土曜に向けて牛鍋を作っておく計画。わたしは土曜は呑み会の予定があるので前の晩に作るのだ。
