Phil Woods, “Phil Woods & The Japanese Rhythm Section” (1975 Sony Music Entertainment)

Phil Woods (as, ss)
市川秀男 (p)
古野光昭 (b)
ジョージ大塚 (ds)

1. Windows
2. Spring Can Really Hang You Up The Most
3. Johnny Hodges
4. Speak Low
5. Doxy

熱も下がり、下痢も治り、まだ本調子ではないにしても、中二日を置いて本日より飲酒再開。ま、明日にはなんとかなっていることだろう。

あ、そうそう、4-5ヶ月ぶりに酒を抜いた結果、禁断症状も現われないことから、まだおのれはアルコール依存症までは至っていないことを確認したのは昨日の出来事でしたが、下痢も治まり、また酒を2日間勃った、もとい、断った結果、今朝は見事な一本ぐそが出た。胃腸の機能も健全であることが判明。

で、今日はだいぶ体力が戻ってきている、でも本調子ではない、っつうことで、間をとってフィル・ウッズ。なんだかフィル・ウッズを聴くのはひょっとして今年に入って初めてかもしれないような気がする。昨秋からバップ方面から意図的に距離を置いてあちこち浮気してからなあ。でもやっぱフィル・ウッズいいよなあ、スケベだけど。楽器が鳴ってるよなあ、唄ってるよなあ、スケベだけど。悪く云えば手癖だらけのソロとも云えるのだけども、手癖の引き出しがやたらとあって、昨今の、あの立体墓地ビルのような。しかも流れに淀みがない。

Youtubeで4曲試聴できます。

https://www.youtube.com/watch?v=o2a6y7Zdq6M (Windows)


https://www.youtube.com/watch?v=bnjcgvMJ_Gs (Spring Can Really Hang You Up The Most)


https://www.youtube.com/watch?v=YHicOTweC5o (Speak Low)


https://www.youtube.com/watch?v=ezxCYNpbocg (Doxy)


[独り言。備忘録として。] いつもの仲間内のセッションが最近になって進行内容が変わってきたことは以前にも触れました。従来通りの、その場で「何をやろうか?」、なるジャム・セッションの形式ではなく、「次回はこの曲をやろう。」、と事前に曲決めをし、各々が個人練習をしてから臨む形式。しかも基本的に一度やった曲は次回に繰り越さない。ジャム、と云うよりは毎回一度こっきりの練習バンド風。この形式だと、先に触れましたように事前に個人練習ができる上に、通常のジャムではやらないキメのある曲もできるし、また傾向としては難しめの曲も上がってくるし、毎回違う曲揃えとなるので、年間延べ曲数が多くなる。なので楽しみとなってきました。

次回は;

・ Antonio's Song: 西海岸きってのふにゃちん男、マイケル・フランクスの曲。
・ Sweet Love Of Mine: ウディ・ショーの曲。マクリーンもやってるな。ホーン・アンサンブルあり。
・ Full House: ウェスの曲。ギターの人であれば大抵やった経験があるのだろうけど、わたしはこの曲は未だ童貞。
・ Asiatic Raes: ケニー・ドーハム。
・ Minha Saudade: ジョアン・ドナートとジルベルト。キャノンボールもやってたなあ。
これらに加えて、ボサの練習を始めたわたしは2曲ばかり忍ばせました。
・ O Barquinho: Ronald Bôscoli & Roberto Robert Menescal
・ Fotografia: トム・ジョビム・ハゲチャビム。

これに、純然たる個人練習の部としては、前回の(1)トニーニョ・オルタの"Beijo Partido (Broken Kiss)"と(2)ハンコックの"Dolphin Dance"がまだまだ掘り下げる余地があるかな、と考え、さらに(3)"Estate"とを加えて、個人的持ち越し曲として残し、さらにバラードとして"Naima"を探ってみようかと。などと書いてみたところで、風邪をひいたことから早くも3日間何も練習してないんだけどね。

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