蘇州の4大庭園の1つ留園。この記事は、前回記事の続きとなっております。
こちらで、私が最も興味深かったのは、窓!!
模様が入っている窓を漏窓(透かし窓)、模様がないものを空窓というのだそうです。
こちらにある漏窓は、1つとして同じものは無いのだそうです。
この漏窓からちらちらと見える池と緑のお庭。いきなりお庭というのではなく、ちらちら
見せられながら進んでいくと、なんだかワクワクしてきます こういう手法って、今でも
充分デザインとして使われていますよね。
幾何学的なものから、植物をモチーフにしたものまで、色々ありますので、それを見ているだけでも
楽しめてしまいます。
なんとなく、全てオープンじゃないと、覗いてしまいます
景色を奥に感じるものと、小庭からの緑と光が入ってくるもの。
どれも、とても美しく、またそこから落ちる影もとっても魅力的!!
うまく景色を切り取って、フレーミングされているので、絵画のような窓になっています。
他にも空窓がある所は、是非チェクしていただきたいのですが、本当にうまく庭と建物が
融合している庭園なのです!生憎、人が多いので、空窓というより空ドア?人が通る所も
必見ポイントが沢山あるのですが、写真に撮ると、ご想像の通り、人しか映らなかったので
割愛
景色を切り取る!で思い出すのは、ジェームス・タレルの空を切り取った作品。
金沢21世紀美術館等にも常設展示されているようですが、私は、これを初めて体験した時にも
とっても感動しました。。。途中で寝そうになるくらい空を見上げた記憶があります
中国ですので、人が居ない時に、というのは無理だと思いますが、私はこちらが今回のツアーで
1番好きな場所でオススメの観光地ですタレルの空のように、庭にやってくる鳥や虫、
時には雨が降ったりして変わりゆくビューを楽しむ。という過ごし方をしてみたいものです