あるがまま ~彼女とネコと同居中~ -4ページ目

あるがまま ~彼女とネコと同居中~

同性の彼女とネコとの平凡だけど温かい暮らし日記

昨日はなぎと買い物に行った話。


でも実はその帰りに、なぎと考えの食い違いから

言い合い(と言ってもうちは静か)になった。


買い物も済んだし、お茶でもして帰ろうか…という時、

おやぢから電話がかかってきた。


用件は、4月の2週目あたりに某所のイベントに行きたいが、

デジカメを貸してくれないか?ということ。

それの受け渡しに明日(今日のこと)どこかで待ち合わせて、

使い方を教えて欲しい、美味しい物を食べたいから

どこか店も探しといて…というようなこと。


「そんな事を急に言われても。

その日に行くっていつ決まった?」


「昨日。」


「なら何で昨日言うてくれんかったんよ。

そしたら今日渡せたやんか。

私らかてそんなに暇じゃないんやで。」


そこでは家に帰ってからもう一度電話するって事で

一旦電話を切って。


いつもの事ながら、急に用事を言ってくるおやぢにカチンと

来ながらもなぎと喫茶店へ。

それでも冷静になってくると、やはり何とかしてやろうと

いう気持ちになってくる。


おやぢが病気になって、手術をして…

退院時にははじめは予想していなかったリンパ節への

転移も判明したらしく(ここは本人から直接聞いてない)、

一応、余命宣告なるものがなされた。


私はそれを聞いても普段と変わりないように接してきたけど、

やっぱり出来る事はしておきたいと思うようになった。

実家にいる時はおやぢの言う事なんて、まともに聞いた事

なかったからね。


でもやっぱり咄嗟に用件を言いつけられて、

それも「明日」とか時間的に苦しい条件やと電話してる

私の表情も厳しくなる。


それでも何とか都合つける方法は…と考える。


うちのデジカメは、なぎと一緒にいる時に使うために

買ったもので、その時の支払いはなぎがした。

だから所有者は「なぎ」ということになってる。

私がそれを借りてるという形。


喫茶店で考える私を見てなぎが言った。


「あるもちゃん、やっぱり明日は無理やで。

言いにくいやろうけど、お父さんには

あれはなぎのデジカメで、精密機器を人に貸すのは

なぎが良しとせんから無理って断りな。」


「大体な、あっちにお兄さんもおるわけやんか。

なんで遠いあるもちゃんにばっかり用事が回ってくるん?

あるもちゃんだって仕事も生活もあって、もう大人やで。


普段色々よくしてもらってるお父さんにこういう事を

言うのは心苦しいけど、線引くとこはきっちりせな

あるもちゃんがしんどくなってしまうんやで。」


もう実はその時には私の頭の中では、なぎに頼んで

デジカメを買い取って、それを来週の週末にでも

渡しに行こうかと考えはじめてた。


「なあ、デジカメは私が買い取るって事でええかな?」


「なんでそこまでせなあかんの?」


そこで注文してた物が来たから話は中断。


店を出て駐車場まで歩く。その途中でもなぎに


「応えてあげたい気持ちはわかるけど、

電話を受けた時のあるもちゃんの難しそうな顔見てたら

私だって辛い。


今は簡単に動ける状況じゃないからね。

やっぱりはっきり無理なものは無理って言うべきやと思う。」


こう説得されるも…。


歩きながら涙がボタボタと流れてきた。


私だって日程的に厳しいのはわかってるけど、こっち方面まで

来てまで受け渡しっていうのは、本音のところはカメラが

どうとかじゃなくて、会いたいから…と思ってるんとちゃうん。


おやぢが自分でどこかに行きたいとか、誰かに会いたいって

外へ出ようという気持ちがあるうちが華や…そう思う。

それがあの人の生きる希望になるというなら、

私が出来る事はしてやりたいと思う。


泣きながら歩く私を見てなぎが「何で?」と。

黙ったまま歩いて駐車場に着いて、車に乗ってから

自分の思う事をなぎに話した。


「なぎはお母さんが亡くなってから3年経った今でも

『あの時ああしてやればよかった』とか振り返って、

泣いてる事いっぱいあるやんか。


そんななぎを傍で見てきたし、いざ自分の身内で

こういう事になって、それが自己満足とわかってても

出来る事はしたいなと思うようになった。


演出…って言うたら言葉悪いけど、命が尽きる人への

最期までの道を少しでも満ち足りたものにしてやりたい、

そう思う事っておかしい?」


「おやぢがどうとかそんな事関係ないよ。

もしもの事があった時、私が後悔したくないからするんやよ。

人間の行動理由なんて自己満足のためじゃないん?」


「それって…私に『なんでわかってくれへんの?』って

失望したって事やんね?」


「失望とは違うけど、わかってくれへんのかな?とは思う。

けど、なぎが言う事も第三者的な意見としてもっともやと思う。」


話してる間にうちに到着。


荷物を片付けた後、なぎは私を呼んで自分の膝に座らせて

私の肩に顎を乗せて静かに泣いてた。


「私って度量の狭い女やな…と思うわ。

結局、いくら親しくさせてもらっても、あるもちゃんは

あの家の人で、私は蚊帳の外で。独りなんやなって思った。」


「何、それって嫉妬?」


「お恥ずかしい…よく考えたらそうかも。」


「あんた…アホちゃうん?

私はあんたがお母さんの事でウダウダ言うてても、

それが当然やと思ってたし、仏壇にチーンってしてるのに…」


「あるもちゃんがお父さんに出来る事はしてあげたいって

気持ちはようわかるのよ。

だからあるもちゃんが出来る範囲でしてあげればいい。」


「考えたんやけど、おやぢが行くのは9日とか言うてたから、

そしたら来週末でも間に合う。


これから家に電話して、ぽんちゃん(兄)とこからデジカメを

借りれるか聞いてみと言ってみて、それでもどうしても

あかんかったら、来週、土曜から一泊で私だけデジカメ持って

実家へ行って説明してくる。


ほんまにおやぢが持って行って、それでカメラに不具合が

生じたり、壊れたり…って事になったら、そこで新しいのを

私が買うっていう事でいい?」


「ええよ。」


二人の間では一応決まったから、実家に電話した。


「ぽんちゃんとこにもあるから、いっぺん聞いてみて。」


「何!そうやったんか。そんならええわ。

いっぺん電話して聞いてみるわ!」


どうやら何が何でも私でなければ…でもないのか。


すぐさま電話がかかってくる。

「ぽんちゃんとこのデジカメ、壊れてるらしいわ~。」


後ろから「使い捨てカメラでも綺麗に撮れるって!」

母の声が聞こえてくる。


「なんやと!そんなものもあるんか!」


「あるよ。知らんかったんかいな?

ただ写したいなら、あれでもいけるのはいける。

けどどうしてもデジカメがいいって言うんなら、こっちも考える。」


「でもな、そのイベントっていつまでやってるんよ?」


「イベント自体はずっとやってるんや。」


「ならゆっくりでもええやんか。別に9日じゃなくても。」


「それがな、13日に定期健診があるんや。

でな、病状があんまり芳しくないからな、この検診で

また病院に戻ってくださいって言われたら行かれへんやんか。

だから焦ってるんや。」


本人から直接こういう事を聞くのは初めてやけど、

前回の検診でもあまり数値はよくないってのは母から

聞いたし、病院に戻れと言われるかも…と言葉にするくらいなら、

自分でもあまりよくない状態やという自覚があるんやろう。


「まあな、詳しい事とか日程は3日に決まるから。

でも使い捨てカメラあるんやったら、それでもええか~。」


「まあ…来週やったらまだ何とか出来るから、

どうしてもって思うんやったら連絡してきたらええわ。

こっちに来る必要もないし、私が一日帰って説明して渡すし。」


「おう。ありがとな~。んじゃまたな~。」



母が後ろで止めてるのが聞こえたから、

使い捨てカメラで済むような気もするけど…


独立して自分の生活を持つ私、あの家の子供でもある私。

なぎの言う事も理解できるし、客観的なまともな意見。

でも二つの間で昨日は気持ちが揺れた夜。

今日はほんとは私が出勤でなぎが休日のはず。


それが昨日、うちの課の休出の有無の決定が遅すぎて

なぎに連絡する方法がなく、結局「なし」に決まった時には

なぎは土曜出勤する事になってた…。


昨日家に帰ってからは2人とも呆然と。


「まあ仕方ないよね…」と言いつつも、何かつまらなさそう。


なぎは出勤するつもりで、いつも通りに入浴して寝る用意。

私はまだ髪も乾いてないうちから寝転んで、

「ちょっと自然乾燥してから…」「ちょっとぼーっとしてから…」

思ってるうちにこたつで横になり、そのまま寝入ってしまったらしい。


なぎは横でネットしてたんやけど、隙間風の音がすごいな~

思ってドアを確認しに行ったら、それは私の寝息やったらしい。

カバみたいやったってさ。


目覚めたら、こたつの隣でなぎも突っ伏してて。

時計を見たら1時になってた。

2時間近くも寝てたことになる。


なぎは明日仕事やし…

起こして2階へ上がって、ちゃんとベッドで寝なおした。


いつもの時間になって、なぎを起こしに行ったけど

休日出勤はそんなに縛りがないみたいで、

「連絡入れて休む~。」って。


それで久々に(かどうか忘れたけど)三ノ宮へ行って来た。


まあGW前の下調べってとこなんやけど、

何てことはない、いつもの店でご飯を食べ、

少し早いけどなぎの誕生日プレゼントを買った。


結局、三ノ宮へ出かけて「神戸の本」を買ってきた~。

これでちょっと勉強してみる。


ちなみになぎへの今年のプレゼントは、春物のパーカー。

しかし試着してみたら、実は私の方が似合ってたりして…。


事前調査は全くと言っていいほど成されず。

わははは。(笑ってごまかす)


なぎがプレゼントを喜んでくれたので良しとしよう。

今朝、起きたら家の中が静か。


なぎの部屋を見ると、ネコたちが小さなソファー(一人用)に

二匹で丸まって首だけ伸ばして私を見てる。


あ…


なぎのベッドを見ると乱れてる。毛布が垂れ下がってる。


「おいおい!」


「ん… あっ!

目覚まし鳴ったけど、今日は休日や~と思って消してもた…」


朝ごはんを作る時間がない。

出る用意だけして、コンビニで朝食と昼ごはんを調達。

買ってしまえば、車の中で平和にお食事しながら出勤。


今週に入ってから、私の課では明日の土曜は

午前中だけ休日出勤やろうって言われててね。


今週は残業もほとんどしてないし、休日出勤はのんびりやし、

半日やったら昼から何かできるからいいか~と思って

私は出勤にするつもりやった。


なぎにこのことを話したら…

やはりもれなく付いて来ると。


車の中で、寝過ごすくらい眠いんやったら、なぎは

明日は休んで私だけ行って来るよと言うたんやけど。


会社に着いて、朝礼でも明日は出勤らしき事を

言うてたから、すっかりそのつもりで。


そのつもり…やったのに、残業や休出の申請のタイムリミット

近くなっても、上司はどっちか何も聞きに来ん。


周りでは「わりと順調に進み出したから、明日なくなるかも…」

そんな声も聞こえてくる。


や、やばい…

なぎに連絡せねば…


そう思ってカバンを見たら、携帯がない!


朝寝騒動で、携帯を持ってくるの忘れた!

こんな大事な連絡をせなあかん日に限って…


もちろん、同じ会社の同じフロアにいるんやから

そこへ行って声をかければいいんやけど、

なぎのとこへ行くには私の課の事務所脇を通らなあかんし、

靴を履き替えなあかんから、うちの課が入る場所じゃない。


扉一枚のとこなんやけど、してる仕事が全然違うから別世界。


おまけに事務ばっかり固まってる軍団の中に

入る勇気は私にはなかった…。

男の人とか他の社員とかいっぱいいそうやったし。


一介の派遣の、それも課違いの私がそこへ行く事は、

誰が見てもおかしいこと。

私がヒマならともかく、今日は汗だくになるくらい忙しかったし。


もちろん伝言を頼める人もおらんしね…


結局、課長は最後まで明日はどうするか聞いて来ず。

しかも課長自体行方不明やし…。


何も言ってこんのやから、休出はなくなったんやろか…と

みんなも言うててね。


仕事が終わって、なぎと車で待ち合わせて

「うちな…明日、出勤なくなったっぽい…。」


「ぇ。私、出勤申請してもうたで。」


「ごめん、携帯も忘れて連絡できんかってん。

なぎんとこに行けばよかったんやけど、あの扉の向こうは、

私らからしたら霞んで見えるほど遠く感じて…」


「はーっ。そうか… しゃあないよなあ…。

あるもちゃんが来てくれてても、私は早い時間に

申請出してたから、どうせ間に合わんかったし。」



んな訳で、明日は出勤すべきだった私が休みで、

本来は休みのなぎが申請してるから半日だけ仕事という事に。


おっさん…(うちの課長)

残業のときもそうやけど、もうちょっと時間に余裕持って

聞きに来てよ~。

って、今日はそれ以前の問題やけど…


こういう事があると、同じ会社とはいえ別の車で通勤した方が

ええんかな~って思ったりして。


なぎに悪いことしたな…と今夜は少し凹み気味。

なぎと会社が同じなんで、毎朝なぎの車で一緒に通勤してる。


今までも、普段もなぎと車に乗る時に音楽は聴かんけど、

通勤の時(それも朝だけ)は聴くようになった。


この家、MDを再生するものがない…。

CDとDVDならPCでも再生出来るけど、そこまでは。


必然的に車の中でしか音楽を聴かない生活となる。


で、私はいつも?言ってるように「岡村孝子信者」なんやけど、

去年の春に買ったアルバムを上記の理由でほとんど

聴けてなかったの。


買ったときにさらっと聴いたくらい。


彼女の歌に関しては、歌詞が頭にこびりつくまで聴きたいから、

昨日までの岡村孝子のアルバムと交換して、今朝から聴き始めた。


歌詞を見ながら聴きたいけど、車の中で字を見ると

酔ってしまうから耳で覚えるしかない。


岡村孝子の声は、何かの周波でもあるのか、

私は聴くと非常に落ち着いたり、しみじみしたりする。

麻薬みたいなもん。


特に朝の出勤時に聴くのが一番いい。


私はこれを地元にいた頃、ずっと繰り返してたし、

「朝はやっぱり岡村孝子やろ!」なんで

同じCD及びMDを半年くらい聴き続けることなんてざら。


それを聞いたなぎ。


「いややっ!

数日に一回は違う音楽に変えて!」


「なんでやねん!

私はただのファンやなくて信者なんやぞ。

信者が教祖の歌を毎朝聴くのは当たり前やろう!

あの人は私の心の支えやねん!」


教祖さま


今朝はこの事で車の中で言い合い。


うーん、これからしばらくずっとあのCDを聴くつもりやったのに…



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そんな私やけど、教祖のコンサートにはまだ行った事がない。

今年の夏にあるっぽいから、今年こそは行ってみようか。

いや、その前にファンクラブに入るべきか。


なんか畏れ多くて今まで行けんかったんよね。

目の前にしたら泣くんちゃうかな…とか。


朝からデッキ争奪戦で忙しいけど、ここまで

心底惚れ抜ける歌手がいるってのは幸せかな。


あの人の声を聞くだけで身震いがするの~。

決してうまくはないのになんでなんやろう。

適当にのんびり働くつもりが、大変忙しく、

残業のない日なんてありませんが、

その大半を断って帰るマイペース派遣あるもです、こんばんは。


前置きが長いって?


今日は久々に残業してきたよ。

してないしてないって言うても、もう20時間以上してるのね。

なぎが計算して申請したらそうやったって。


前の会社は残業が月に一回あるかないかやったから、

(それも最後の1年はほとんどなかった)

残業せんかったらクビになるんかいな?とちと心配になったり。


残業時間はというと…

ここ数日、私の属する部署は安定してるから、

残業時間はよその部署のお手伝い。


お手伝いと言っても、その部署でするわけじゃなくて、

仕事を持ってきて自分のとこでするの。

うちのエリアは一つずつ区切られてるから、ある意味

完全に一人の世界。


だから「ちんたらりん」とやってる。

時々、自分の使ってる道具を使いやすいように改造したり。

遊び心も忘れずに。


今日は珍しくなぎが残業時間に私んとこに来た。

「晩ごはんどうしようか?」って。

同じフロアにいても、一日に一度も顔を合わせる事はない。

せっかく来たから仕事を手伝わせた。


今の部署は相変わらずやけど、どうやら今んとこ

私は嫌われ者になってない事が今週に入ってわかった。

だからって好かれてるわけでもないと思うけど、やまさんの他に

もう一人、よく話してくれる人が出来た。


その人は「ダーさん」にしましょう。


これで「やまさん」、「ダーさん」、「バッシーさん」、「ふじやん」…

ふじやんは同じ新人やから、あんまり聞けんけど、

先輩3人と少し話が出来るようになったし、わからんことも

ちょっと聞きやすくなってきた。


でも、家に帰ってなぎに聞くのが一番納得のいく

答えをもらえるから、うーんって考える事があれば

迷わずなぎに聞く。


仕事中でもたまにのぞきに来たら、私のやり方を見せて

「これでいい?」って聞いてチェックしてもらってるの。


同じ会社にいるからそのうち喧嘩になる事があると思うけど、

今はまだまだなぎに色々教えてもらってる。

部署違いでも、キャリアが長いってのはやっぱりすごいね。

何でも知ってるんやもん。


家でのなぎはエロおやじやけど、会社で見たら

ちょっとかっこいいよ。

最近、会社ネタは書いてないけど、毎日変な汗をかいて頑張ってます。


だってみんな仕事速いんやもん~。


そんな中、なぎはほとんど毎日お弁当を作ってくれてる。


今朝も私が起きた時にはもう出来上がって、

冷ましてるとこやったの。


こちら関西の春の到来と言えば「いかなごの釘煮」なんやけど、

今年は不漁でなかなか手に入らず、釘煮の腕自慢をしたい

奥様方はかなり苦労なさってるそうな。


なんでもいかなごの産地では

「釘煮をうまく作れるかが素敵な奥様の評価」につながるらしい。


それとは関係ないやろうけど、昨日、なぎが会社の

掃除のおばさんから「いかなごの釘煮」をもらってきた。

このおばさん、去年もなぎにくれたんよね。


なぎいわく、毎年少しずつおいしくなってきてるんやって。


私は特別好きじゃないんやけど、せっかくもらったし…

昨日の夕飯で食べてみた。

いかなごがちょっと成長してて固かったけど

(これはおばさんのせいではない)

おいしかったから、今日のお弁当に入れてって言っといた。


それで今朝、起きた時にお弁当を見たら、

確かにご飯の上に少し茶色い「釘煮」が乗ってた。


で、私らも朝食を食べて、行く用意をして…


冷めたお弁当にフタをしようとした。


あれ?


ご飯の上にあった釘煮が…


ない…



でもご飯の上には「釘煮いました!」ってかんじで、

茶色い跡が残ってる。


隣を見ると、くーがシンクの横におすまし顔で座ってた。


あんたかい!

それもご飯を全く乱さず、釘煮だけ綺麗に食べて!

高血圧になっても知らんからね!


なぎは「あるもちゃんが、菌におかされて死んだら

くーを一生うらむからね!」とネコを脅していた。


「お弁当持って行くのやめとく?」と聞かれたけど、

被害は釘煮だけやったから、その部分のご飯を削って

新しい釘煮を乗せて持っていった。


今んとこ体調に変化なし。



くーは帰って来て、またなぎに説教されて…

テーブルの下で反省してた。(ちっともその様子はないけど)
おいしかったもん♪

そりゃあ、おいしかったやろうねえ…

毎日、会社に行ってドタバタと仕事してるうちに、

3月ももうすぐ終わりやね。


桜の蕾もちょこっと膨らんできた。


仕事に行くようになってから、長期の休みが懐かしくなってきた。

あと一ヶ月もすればゴールデンウィーク。


おととしは私も働いててカレンダー通りの出勤やったけど、

確かどこかで有休にして少し長い休みにして、なぎと

車で九州へ行った。


柳川、阿蘇、熊本市内、私のおじいさまの家にも行った。

帰りは広島でも遊んだっけな。


去年は鳥取へ一泊で行って、温泉を楽しんで

大好きな砂丘へ行ったんやった。


あれから一年近く経つんかと思うと早いな~。


…なんて事をぼーっと考えてたけど、よう考えたら

どっか行くんやったらぼちぼち計画立てんとあかんやん。


で、なぎと各方面と相談して、あらかた決まってきた。

細かい事はまだまだやけど、日程と場所くらい。

これからゆっくりと行きたいとことか、食べたいものを

調べなあかんな~。


うちの会社は暦無視の9連休。

忙しいから出勤あるやろうと聞いてるけど、強制じゃないやろうし

好きなように計画立てて、その中で行ける日があったら

出勤しようかな。


自分で働いて、そのお金で遊ぶんやと思ったらワクワクする。

堂々と遊べるっていうかね。

今日は一日家から出ず。


5月の連休は何をしようかな~なんてネット検索したり、

昼寝したり…あ、なぎは洗濯、私は掃除したかな。


あとはネコ観察。

ほとんど寝てるけど見てて和むから。



はーは美味しいものを食べると必ず顔を傾けて…

舌を「シャクシャクシャク」と鳴らす。


動画で撮ってみたけど、聞こえんかったら

ボリュームを上げて聞いてみて。

「シャクシャクシャク」って言うから。


これをする時は、はーがおいしいって言ってると思う。



そして庭や外に鳥が来ると、二匹とも窓にへばりついて…

「カカカカ…」「ヒャヒャヒャ」って言う。

普段とは全く違う鳴き方。何を言うてるんやろう。



こんなかんじで午後をゆる~く過ごしてみた。


朝、石川で大きな地震があったねえ。

石川じゃないけど、富山に学生時代の友達がいるからメールしてみた。


そしたら…


「今、広島の実家に帰省してるのよ。

さっき旦那に聞いたら大丈夫だって。ありがとう。」


お、そうか。無事でよかったなあ。


でも…石川って地震ってイメージじゃないな。

どこで起きてもおかしくない時代?になってるんやな…。

今朝、なぎと初めてこっちの近所の喫茶店のモーニングへ行った。


ランチタイムぎりぎりやったから、食事したらそのまま

買い物して帰ってゆっくりしようと思ってて。


休日のモーニングで贅沢な気持ちになって、

なぎがちょっと買い物したいという店に行くことに。


雨も降ってたし、屋内駐車場に車を止めた。

うちのと、後ろの車の間の車止めの間に一匹のハトがいた。


「なぎ~、ハトいてる~。」


屋内駐車場ではハトはよく見かける。

そのハトもそこのどこかに巣があるんやろうと思った。

傍に近寄ってみたけど飛びたたんかった。

もう少し近づこうとすると、もごもごして羽を地面につけた。


「足でもケガしてるんかな。飛ばれへんみたい。」


「どうしたんやろうね。病院連れて行く?

連れて行ってその後が問題やけど、放っておいても

いつまでも気になるやろ?」


どうしようか迷ったけど、時間はもう11時半過ぎ。

病院は12時までしかやってない。

足を怪我してるだけやったら、手当てしてもらって

可能なら、元気になるまでうちに置きたかった。


まだ生きてるんやから死なせたくなかった。


連れて帰って、うちにネコがいるけどどうしようか…

そんな話をなぎともしたけど、放っておけんかった。


車で運ぶのにそのままじゃ可愛そうやから

なぎが店の人に、ダンボールが余ってないか

聞きに行ってくれた。

朝イチで業者に回収されたあとやった。


車の中に大きな紙袋があるから…

それで何とか代用することにして。

車にあった軍手をはめてハトを抱いた。


少し抵抗しかけたけど、ハトはおとなしくしてた。


車に乗って、私の膝の上に紙袋を敷いて、

動かんように手を添えてハトを乗っけた。


車を出そうとした時には、もうハトの目の焦点が合ってなかった。

そして、そのまま静かに目をつぶって身体が柔らかくなった。

私の手の中で息を引き取った。


さっきまでしっかり自分の身体を支えてたのに…


動かなくなったハトを抱いたまま、車の中で泣いた。


それが野生の動物の、そのハトの寿命やと思っても、

やっぱり命が尽きるのを見るのは悲しい。


なぎに「このハト、連れて帰って埋めてもいい?」って聞いた。


なぎは「いいよ。すぐ帰ろう。」と言って、


「まるで見つけてもらうのを待ってたみたいやなあ。

野生の生き物ってどんなに弱ってても抵抗するのに。

人間のエゴやろうけど、膝の上に乗せられて

安心したように見えたよ」と。


それから買い物をいったん中断して、すぐ家に戻って

シャベルと鍬を持って、家の近所の川べりに行った。


巣があったと思う駐車場からは少し離れてるけど、

川には水鳥がいっぱいいて、ここがふさわしい場所と思った。


なぎと2人で私たちがよく通る橋の下の地面に穴を掘って、

下に草を敷いてハトを寝かせてから、また草を被せて埋葬した。


私が見つけて生きてたのは15分くらいやったけど、

いつからあそこにいて頑張ってたんやろう。


埋め終わって、手を合わせてまた泣いた。


どんな生き物にも必ず命の尽きる日は来ると

わかってても、切ない時間やった。


一瞬、名前まで考えたハトは私らがよく通る橋の下で眠ってる。

ずっと忘れんようにと思う。

今週は水曜に休日出勤(私は行ってない)があったから、

土曜日は休み~。


先週はなぎのお墓参りで徳島に行く用事があったけど、

今週はいまんとこ何の予定も決めてない。


今日は排卵日やったようで、関節痛と動悸と息切れで

モタモタと仕事するハメになった…。

定時日やったのに救われた。


今日は夕方から歯医者の日で、朝からそれは覚えてたのに

仕事中に急に「あ…」と思う事が。


隣の「1」エリアで仕事してるやまさんのところへ。


「今日は歯医者やのにな~、靴下、5本指ソックスやねん。」


「ええ? 何で知ってるん?」


「知ってるも何も、私が歯医者で5本指なんやもん…

歯医者って診察台に乗るときにスリッパ脱ぐやんか。」


「ちゃうって!

私もな、今日は歯医者やねんって。

それにな、私も5本指ソックス履いてるねんて。」


やまさんは靴を脱いで、足でグーチョキパーをして見せた。


「私ら似てるかもな~。」やって。


確かに。話してて気も楽やし。



でもな、一つだけ決定的に違う事があるねん。



前におととしまで働いてたパン屋でよく動くから、

ノーブラの方が動きやすいという理由でそうしてたんやけど…


実はいまの会社でもノーブラなんですよ。

身体を動かすことが多いから。


上から制服着てるからわからんし、肩凝るのもいややし。



さすがにやまさんに

「ついでに私はノーブラやねん。」とはよう言わんかった。



歯医者では5本指の足の指をぎゅっとくっつけて。

帰って来てぐったりで、さっきまでまた床で寝てた。