今朝、起きたら家の中が静か。
なぎの部屋を見ると、ネコたちが小さなソファー(一人用)に
二匹で丸まって首だけ伸ばして私を見てる。
あ…
なぎのベッドを見ると乱れてる。毛布が垂れ下がってる。
「おいおい!」
「ん… あっ!
目覚まし鳴ったけど、今日は休日や~と思って消してもた…」
朝ごはんを作る時間がない。
出る用意だけして、コンビニで朝食と昼ごはんを調達。
買ってしまえば、車の中で平和にお食事しながら出勤。
今週に入ってから、私の課では明日の土曜は
午前中だけ休日出勤やろうって言われててね。
今週は残業もほとんどしてないし、休日出勤はのんびりやし、
半日やったら昼から何かできるからいいか~と思って
私は出勤にするつもりやった。
なぎにこのことを話したら…
やはりもれなく付いて来ると。
車の中で、寝過ごすくらい眠いんやったら、なぎは
明日は休んで私だけ行って来るよと言うたんやけど。
会社に着いて、朝礼でも明日は出勤らしき事を
言うてたから、すっかりそのつもりで。
そのつもり…やったのに、残業や休出の申請のタイムリミット
近くなっても、上司はどっちか何も聞きに来ん。
周りでは「わりと順調に進み出したから、明日なくなるかも…」
そんな声も聞こえてくる。
や、やばい…
なぎに連絡せねば…
そう思ってカバンを見たら、携帯がない!
朝寝騒動で、携帯を持ってくるの忘れた!
こんな大事な連絡をせなあかん日に限って…
もちろん、同じ会社の同じフロアにいるんやから
そこへ行って声をかければいいんやけど、
なぎのとこへ行くには私の課の事務所脇を通らなあかんし、
靴を履き替えなあかんから、うちの課が入る場所じゃない。
扉一枚のとこなんやけど、してる仕事が全然違うから別世界。
おまけに事務ばっかり固まってる軍団の中に
入る勇気は私にはなかった…。
男の人とか他の社員とかいっぱいいそうやったし。
一介の派遣の、それも課違いの私がそこへ行く事は、
誰が見てもおかしいこと。
私がヒマならともかく、今日は汗だくになるくらい忙しかったし。
もちろん伝言を頼める人もおらんしね…
結局、課長は最後まで明日はどうするか聞いて来ず。
しかも課長自体行方不明やし…。
何も言ってこんのやから、休出はなくなったんやろか…と
みんなも言うててね。
仕事が終わって、なぎと車で待ち合わせて
「うちな…明日、出勤なくなったっぽい…。」
「ぇ。私、出勤申請してもうたで。」
「ごめん、携帯も忘れて連絡できんかってん。
なぎんとこに行けばよかったんやけど、あの扉の向こうは、
私らからしたら霞んで見えるほど遠く感じて…」
「はーっ。そうか… しゃあないよなあ…。
あるもちゃんが来てくれてても、私は早い時間に
申請出してたから、どうせ間に合わんかったし。」
んな訳で、明日は出勤すべきだった私が休みで、
本来は休みのなぎが申請してるから半日だけ仕事という事に。
おっさん…(うちの課長)
残業のときもそうやけど、もうちょっと時間に余裕持って
聞きに来てよ~。
って、今日はそれ以前の問題やけど…
こういう事があると、同じ会社とはいえ別の車で通勤した方が
ええんかな~って思ったりして。
なぎに悪いことしたな…と今夜は少し凹み気味。