この間のパン屋の時、3店舗あるうちの1店舗にパンを陳列する台を
運びたいからついて来いと店長に言われて一緒に車に乗った。
その車中での会話。
「わしらなあ、どんだけ身体使って働いても働いてもまともな金にならん。
パン屋なんかほとんど手間賃やからな。
そやけど好きやからやってられるってのもあるわな。
お客さんと直接話出来るし、うまいって言うてもうたら嬉しいしな。
あ~、でもな…11月で○崎の窯やってる(焼いてる)子が辞めるんや。
圧倒的にパンを作れる人間が足りん…。
おまえ来てくれへんか?」
「え、いや、あの~ … いやです」
(っていうか、年末で私も辞めたいんですけど…=心の声)
「やっぱりなあ、自分の子供は大学行かせて、それなりの会社に入って
もらって…そう思うのが親心なんよなあ…」
確かに店長は店を5店舗まで増やしたいと言ってるけど、自分の息子は
大学に入れ、一切パンには触れさせていないし、今の店も残ってくれるなら
従業員にやるつもりだと言ってた。
「店長みたいにやってる人でもそう思うんですか…。」
「阪神の村上ファンドの話といい、ホリエモンの話とか色々あるやろ?
あいつら頭ええんよな、やっぱり。
そんでな、わし思うんよな。
やっぱり 諭吉は諭吉が好きなんよ 。」
諭吉は諭吉が好き…か。
お金は集まるとこには集まるっていうことやね。
なんかずっしりと重みのある言葉だった。