あの森は、翠緑の木々に生い茂っていた
でも今の俺は、血の鎖に繋がっている。
大地を翔け、野に生きる者だった
ただの、雲の民族の少年でしかなかった。
でも帝国の鎖に縛られ生きている
奴隷として売られ、鞭に何度も打たれ
家畜の同然のあつかいを受けてきた。
希望と光を失った人形のような日々を
送っている。光の届かない檻に
容れられ毎日のように闘う日々
死と隣り合わせの毎日殺し合い。
生きることに本当に、価値などあるのだろうか
解、などないそんな無意味な事を行っている。
殺戮の見せ物になっている。血にまみれた自分が
本当に汚い汚い存在になっている。
俺がどんどん薄汚れたな景色でしかないように
何処、そうだあの少年のために動いた時からだ
俺は見せ物の穢れた獣でしかない。
矢に撃たれ、死に等しき辱めを受け
兵の闘技に狩り出され、残酷な戦い。
へと自らを放り込んだ。希望を少しでも
持つことは絶望へ繋がる闘技へと。
勝者は英雄、敗者は生きることを許されない
こんなもの光の華在るものたちの遊戯
百の兵を消せば解放になる最後は・・・
鎖に縛られ真の兵に惨めに殺される。
そしてまたこの殺戮の時間が来た。
最初は人、次は獣、その次はドワーフ
幾多者と生を賭け殺しあった。
だが今日だけは違ったそこにいたのは
真紅に輝く髪をした女の人だった。
lost of memorys
the1st story 「絶望の殺戮」