2年で壊れるパソコンは信用できますか?
お客様がもってきたパソコンは2016年1月製、まだ2年足らずのNEC NS350DARです。第6世代のCorei3が載っています。
突然に電源が入らなくなったという症状でした。スイッチを入れても全く反応をしめしません。こういう場合まずはバッテリーを外して、放電します。
このパソコンはバッテリーが内臓されていますので、放電しようにも全解体が必要です。
放電後も症状は変わりませんでした。何らかの原因でマザーがお亡くなりになったと判断しました。2年では早すぎますね。
光学ドライブはブルーレイ対応のUJ272です。これはまだ使いまわしできそうです。
キーボードは組み込まれています。簡単には交換できないようになっています。パームレスト部分とAssyになっていますので、全体で交換しなければなりません。キーボード単体でのパーツの入手も困難なタイプですね。
CPUはこれまた半田で埋め込まれていますので、取り出しや、変更はできません。マザーボード全体でキットになっています。
メンテナンスはしずらいタイプです。残念ながらご臨終です。メンテナンスしずらくするというのはメーカーのもくろみでしょうが、10万以上する高級パソコンですが保証を越えた修理をお願いするとなんでも5万以上かかります。
今求められているのはユニバーサルモデルではないでしょうか。しがないパソコン修理屋がちょっとの費用でアップグレードしたり、修理してあげたりできる、そんなモデルからだんだん遠のいていくような気がします。