「常盤台神経科」と森田療法

このビデオを見ました。130分の長編です。

東京の板橋区にある「常盤台神経科」は神経症に対する精神療法

森田療法を実践している医院です。この医院に対人恐怖・視線恐怖・集団に入れない・話ができない

という症状を持つひとりの女性患者の入院から退院までの4ヶ月におよぶドキュメンタリー作品です。

2時間10分でしたが、これが面白くまた物凄く興味深かったです。ぜんぜん退屈しませんでした。

ストーリーは淡々と進むのですが人のこころの動きがとてもよくわかり、また自分自身に置き換えて観る

事もでき大変参考になりました。

中でもこころに残ったのは・・・恥ずかしい・うらやましい・辛い・嫌だ・悲しい・嬉しい・苦しい

と感じるこころは健康なんだよ普通のことなんだよと言っておられた。

そして、こころとは違う行動をはじめはしていても次第にこころが行動に近づいていくんだよと

だから、最初は恥ずかしくても人に話しかけていけば・・・・いずれ話せるようになると。

私はこのように理解したのだが。

ちょっと、むずかしいビデオです。