2022/01/03誤字などを修正。
御存知の通り、イーロン・マスク氏がTwitterを買収してから色々と変わった。
以前は以下の状態にあった。
・反日が跋扈している。
・シャドウバン等の運営側の恣意的なユーザーへのアクセス妨害が状態化している。
・リベラルと称しているが実際は極左メディアの宣伝プラットフォームと化している。
まあ、今は上の原因となった人員の大量解雇等をしてキャッシュフロー改善の最中であるけれど。
対策として日本のユーザーからの視点で述べさせていただく。
Twitter社の問題点は以下の3つだろう。
・ユーザーへの恣意的な干渉が常態化した結果、干渉のためのコストが経営を悪化させた。
・干渉が常態化したため、ユーザーが離れて経営の悪化にさらに加速した。
「ポリティカル・コレクトネス」への忖度をしてキュレーションを行っていった結果、売上に全く貢献しない諸経費が膨らみ続け、経営悪化の負のスパイラルに陥っていた訳である。
で、そこに日本からの視点であるが「こうしてみてはどうだろうか」というのを書いてみる事とした。
・我らは本を焼かない。故に言葉も、表現も焼かない。それらはナチス的な、反民主主義的な行為だからだ。
ナチスドイツに焚書されたユダヤ系のドイツの詩人ハインリッヒ・ハイネはかつてこう書いている。
「本を焼くものは、やがて人間を焼くようになる」
ハイネの戯曲「アルマンゾル」より
ここで、アメリカの通信品違法の一部を引用する。PDFファイルです。
インターネット上の違法・有害情報を巡る米国の動向(2021/03/17)
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通信品位法(1996年)第230条(c) により、プロバイダ(SNS等のプラットフォームサービス及びISP)は、
① 第三者が発信する情報について原則として責任を負わず、また、
② 有害なコンテンツに対する削除等の対応(アクセスを制限するため誠実かつ任意にとった措置)に関し、責任
を問われない。
【参考:通信品位法230条(c)】
(c) 不快感を与える素材の「良きサマリア人」によるブロック及び識別に対する保護-
(1) 発行者又は代弁者としての取扱い-双方向コンピュータ・サービスのいかなる提供者又は利用者をも、別の情報コンテンツ
提供者が提供する情報の発行者又は代弁者として扱ってはならない。
(2) 民事責任-いかなる双方向コンピュータ・サービスの提供者又は利用者も、次の事項を理由として責任があるとみなしては
ならない。
(A) 当該提供者又は利用者がわいせつな、淫らな、好色な、卑猥な、過度に暴力的な、困惑させるようなその他の好ましく
ないと判断した素材が憲法上保護されているかどうかにかかわらず、当該素材へのアクセス又はその利用可能性を制限す
るために誠実に、かつ、任意に取った措置。
<米国裁判所における伝統的解釈>
・ 言論の自由を重視する立場から、プロバイダには広範な免責が認められてきた(情報コンテンツの開発・掲載・
削除への関与、通知に遅滞なく対応する責任、等)。
- 情報・コンテンツを選択・編集してメーリングリストやウェブサイトで配布した例、サイトの登録フォームを利用し
た成りすまし投稿、人身売買広告やテロリストによる投稿の掲載、運営会社の裁量による削除、についてい
ずれも運営者が免責された。
- 違法な投稿の削除が遅れたこと(違法と知りながら配布した状況があった)場合について、常に即時対応
を求めることは事業者の負担が大きいとして免責された。
共和党の立場と動向
民主党の立場と動向
テクノロジー企業のモデレーションの欠如と、フェイクニュースや違法有害コンテンツの発信・拡散に対して通信品位法
第230条が提供する広範な免責規定について懸念。
バイデン大統領から次席補佐官に任命されているブルース・リード氏らは、とくにオンラインで子供を傷つけるコンテンツ
に関連する同条の改正を求めている。その他、上院・下院それぞれにおいて民主党議員による同条の改正法案が提
出されている。
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ただ、これに従うにしてもアメリカ民主党系の「正しさを押し付ける事でマウントする快感を得るのが大好きな人達」が経済的にも政治的にも圧力をかけ続けてきた。
Twitterは彼らの押し付けてくることに従って責任は負いたくないが、あれこれ言われたくない。だから、明らかに彼ら自身が策定した基準からも逸脱した恣意的な運用をしてきた。
要するに「ポリコレに阿って顧客を虐待してきた」訳である。これで経営がうまく事はまずありえない。
おそらく、前のCEOのジャック・ドーシー氏は両方の良い所取りで儲ける事を目指したのだろう。他に方法がなかったからかもしれないが、そんな虫のいい考えがうまくいく訳がない。
結果として、Twitter社の経営状況は悪化し続けた。
ナチスに焚書されたハイネの言葉を持って「正しさを振りかざす者達」に「君は焚書したいのか?」と広く問いかけよう。
そうだとは彼らは決して答えず、様々な誤魔化しとすり替えで誤魔化しながらも結論は全く変わらないだろう。
「我々が焚書し、言葉と表現を焼く事は正しいのだ」と主張するだろう。
ちなみに、ナチスドイツも、共産党も全く同じ主張で同じ行動を正当化していた。行動が同じなら、中身も同じであろう。
キリスト教的な言い方になるが「正しさ」は全ての人のうちにある「善悪を知る力」によってそれぞれの人が選ぶべきものだ。
だからこそ、神はアダムとイブをエデンから追放する際にも「善悪を知る力」を取り上げなかったのだから。
全ての人が持つ「善悪を知る力」に判定を委ねないで「正しさを押し付けて従わせる」事は「神に背く」行為である。
それを為す者達はコリントの信徒達への手紙で記されている「偽りの働き手」であり「義に仕える振りをしているサタンに仕える者達」である。
「ポリティカル・コレクトネス」はナチズムよりも悪質だ。
共産主義の「社会規範の破壊による、共産主義者会の実現」を目指したものと同じ匂いがする。
イスラムの格言には「神への道は命の数だけある」というのがある。同様に「正しさも命の数だけある」のだ。
聖書に出てくる「偽りの働き手」たちの正しさには耳を傾けてはいけない。彼らに塵一つ分も成功を与えてはいけない。
見分け方は簡単だ。
「正しさ」を振りかざして、押し付けようとするか否か?
それだけで見分けられる。
それをやる者の口をふさぎ、尻を蹴飛ばして叩き出すのが一番良い。彼らは押し付けられて屈服する誰かを見る喜びがほしいだけだ。
本当に正しいことを受け入れるには時間がかかる。
何しろ、日本が1919年にパリ講和会議で「人種差別撤廃」を提案したら欧米諸国は拒否した。
まあ、時代が時代だ。バーナード・ショーが言ったとされている「ユダヤ人差別は紳士(淑女)の嗜みである」という言葉が当たり前であったのだから。
アメリカ合衆国では上院で「人種差別撤廃提案が採択されたならば、アメリカは国際連盟に参加しない」という決議まで行なわれていた。
1954年の公民権運動までかかった。でも、それ以降も誰かを差別してマウントする喜びに浸りたいアメリカ人達が延々と続けているけど。
日本に原爆が二界落とされたのもそのせいだろう。白人でないなら構わないだろうという理由で。
自惚れまくっているアメリカ人に言っておくが「神はその人の義と罪を計り裁く」のであって「アメリカ人だから問答無用で天国」なんてことはありえない。
死後に「弁護士を呼べ!」と叫んで望んでいない場所にいる白い肌のアメリカ人はきっと沢山いるだろう。
話を戻そう。
都市伝説にある「ある行為を覚えたら、死ぬまである行為をやめないチンパンジー」のように彼らはそれを欲しがる。
実際のチンパンジーはそんなことはないのだが。
彼らは「ある行為を覚えたら、死ぬまである行為をやめないチンパンジー」の様に誰かをマウントすることに取り憑かれている。
「ある行為を覚えたら、死ぬまである行為をやめないチンパンジー」は酷すぎるから「X」に代入しよう。
彼らを「マウントにとりつかれた「X」MountiX)」と呼ぶべきだろう。
・正常化のために必要なことはなにか。
これは簡単で多数のユーザーにとって良いプラットフォームにすること。これしかない。
つまり、正しさを振りかざす有害な少数派の連中にとって、無価値で居心地がすこぶる悪い場所にすればよいのだ。
日本以外でもなのだろうが、特定のユーザーの何年も前のツィートを報告して凍結させたらする「凍結職人」というのがいる。
だから通報についてのルールを変える。
まず、現在の凍結メンバーで明白な犯罪、脅迫等でない限り凍結を全て解除する。
次に通報の扱いとルールを変える。
・通報を受け付ける
受け付けた通報の内容のタイムスタンプで対応をまず分ける。
個人的には一週間以上前で良いと思うが、最大4週間。28日でも良いだろう。
で、陪審制ではないが問題の通報があった事を広く知らせ。投票を行う。
「民の声は天の声」として、期間内の発言についての通報が妥当かの判定投票依頼を出す。
投票内容は二つ
「この発言の通報と、通報理由は妥当であるか?」
「この発言を通報した者は、言葉を、表現を狩る事を目的としているか?」
正しいならば「通報された側」に問題発言があったことを示すマークと当該発言の証拠保全としての消去禁止措置をとる。
該当発言にはセンシティブな画像などと同じ様に
「この発言は〇〇の理由で通報され、妥当な通報であると投票で判定されました。ご覧になる場合は自己の責任において「発言を表示する」を選択してください」
で、確認した後に見たユーザーに「妥当な通報であると思うか」を判定投票を行ってもらう。投票結果は発言とともに詳細を見る前に表示されるようにする。
で、明白な犯罪行為以外は一切凍結を行わないとする。
問題発言を残し、投票や、AIでの判定の材料とする為に。
また、悪はどのようなものであるかを残すことで「悪を都合よく拡大し続ける」者達の目的を妨げる為に。
で、妥当でないという投票結果の場合は通報者に無効な通報の回数が通報者のアカウント情報に記録される。
同様に、2つ目の投票で「言葉狩り、表現狩り」であると判定されたならば、言葉狩り、表現狩りをする者「偽りの働き手」であるという印をつける。
焼かれる本のマークが適当だろう。
通報された側には「焚書者に狙われた自由な青い鳥」である印を。
Twitterの居心地を悪くした原因である者達に「言葉狩りの喜びを与えず、彼らの実態を示す印をつける」事で彼らの居心地を悪くし、おとなしくさせるのだ。
後述する印付きへの自動対応のためにも印で振り分けられるようにする。
この変更をしたら、バイデン民主党政権はあれこれ言ってくるだろう。
まあ、骨子は「我々の言葉狩り。表現狩りは良いものだから表現の自由を理由に邪魔をするな」でしかない。
言ってきたら
「我々は本を焼かない。だから、本に書かれている言葉と表現を焼かない。言葉を焼き、表現を焼く事はナチス的な行いだ。あらゆる理由を述べ立てても、その行いがナチス的であるということは人類の歴史が示している。そして、自由と民主主義の国アメリカの企業として、ナチス的な行いはしない」
と返せば良いだろう。
「シャドーバン」なども運営であってもできないように変更を加えるべきだろう。
そういう言葉狩りにつながる素地ができない「公正なプラットフォーム」に生まれ変わらせることで再建への道が拓けるだろう。
どうしても残しておきたい場合は「社会的責任についての国際規格」であるISO26000に基づいた情報の全開示を義務付ける様にする。
リベラルな人達が都合が悪いという理由で「社会的責任の国際規格」に基づいた対応を嫌がる筈はないだろう。
何しろ、彼ら自身が自分が人をマウントする時に「社会的責任」等を理由にしているのだ。
自分は例外にしてはいけないという事は社会の一員としての常識的な事であるからだ。
・複数アカウントの問題
ユーザーが持つ複数のアカウントを可視化する。
休眠状態か、特定の言論工作のために大量のアカウントを使い捨て、放置している状態を解消する。
・ユーザー一人が無償で持てるアカウントの数を制限する。
1人あたり3アカウントが妥当だと思うが実際の運営サイドの判断は異なるかもしれない。
・ユーザー情報に生体情報か一意のアメリカなら「社会保障番号」などを紐づける。
指紋認証があるなら悪質なユーザー対策として十指全部とっておく必要もある可能性がある。
・投票、ブロック、ミュートはユーザーに対して行い、ユーザーのすべてのアカウントを対象とする。
百のアカウントがあっても一票しか入れられなくするということであり、同時に先に述べた迷惑なユーザーが別アカウントでブロックしているユーザーを除いて悪さをできなくするための措置である。
3つ以上のアカウントは「一つ月1ドル」等の有償でユーザーと紐づけた状態での使用以外を認めないようにする。
・法人も同様の条件でだが、発言の内容によって「広告」「広報」「懸賞」等のタグで分けられるようにする。
以上の条件を満たしていないアカウントは全て休眠状態にする。ユーザーとの紐づけがされない限り使えなくする。
・Bot問題
Botの問題は頭が痛い。だが、見方を変えれば「Twitter上のBotは需要がる」という事でもある。
・全てのBot使用は有償とし、Twitter車が用意した環境以外からの運用を原則不可。外部の場合は管理権限付きで監査を常に行えるようにする。
・Botの動作ロジックやソースコードをTwitterが常時監視し、場合によっては停止できるようにする。
・BotにはBotの印をつけ、投票はできないなどの制限をかける。
以上を守らないBotとそのユーザーは即刻ユーザーに紐付けられたアカウントを全て凍結削除し、再度作れないようにする。
・タブの導入
ブラウザへのタブの導入のように、一般ユーザーと企業ユーザー「広告広報はタグ付を義務化してそのタグで企業タブで表示されるようにする。
細かくカスタマイズ表示できる権利と広告を表示せないようにする権利を一人月一ドルで売る。
広告閲覧と評価を一定数こなした場合はタブと広告非表示の権利を翌月無償にするなどの措置もあると良いかもしれない。
・新しい処理の導入
マスク(仮称)処理
ユーザーに対してのミュート、ブロックに第三の措置を加える。
マスクを適用したユーザーに対しては以下のようにすることを提案する。
・マスクしたユーザーの発言はマスク対象ユーザーからは見えなくなる。
・マスクされたユーザーの発言をマスクしユーザーは見ることができる。ただし、投票、返信などはできない。
・マスクされた対象のユーザーを通報する事は可能。だたし、その場合はマスクしている相手からの通報である旨が判定時に表示される。
・引用ツィート禁止
・特定ユーザーへの自己発言の引用ツィート禁止
・特定のスレッド内の他ユーザーを指定し、スレッド内のユーザー発言の引用ツィート禁止。スレッド参加者全員か、特定のを選べるようにする。
この対応は「相手にマトモに返信しないで、引用で会話を無理やり切って誤魔化そうとする」ユーザーへの対策措置である。
マスク処理は相手のアカウントについているマークでも行えるようにすべきだろう。
以下のマークを対象とすることを提案する。
言葉狩りマークがあるユーザーの所有するアカウント全て
後は「ポリコレに賛成」「ポリコレに賛成しない」のマークをアカウントで設定してもらい「ポリコレ賛成」の人達には見えなくする。
ポリコレに賛成するくらい意識が高いと思っている人達が「そうでない人達が見えないからマウントできなくて発狂する」はずはないからだ。
意識が高いのだから、そんな卑しく浅ましいことはないだろう。
ポリコレ賛成の人達はそうでない人が見えない快適な環境が手に入るのだから。マウントできないと金切り声を上げるはずがないだろう。
少数の迷惑な人々の居心地を悪くすることで、ユーザーにとっての快適さと利便性を増すことで、正しさを振りかざすものの横暴に我慢しながらユーザーで有り続けた人達が報われることを願う。