デジタルピアノで『鱒』 | Aya(Alma)'s Blog

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Roland DIGITAL PIANO New Style Concert 2013
2月25日(月) 19:00 紀尾井ホール(四ッ谷)

ナビゲーター:千住明
デジタルピアノ:金子三勇士
アンサンブル:日本フィルハーモニー交響楽団弦楽アンサンブル
       (Vn.田村昭博、Va.小池拓、Vc.久保公人、Cb.菅原光)

※使用デジタルピアノ:V-Piano GRAND

<<第一部>>
ショパン バラード第1番Op.23
     前奏曲第15番Op.28-15『雨だれ』
     ワルツ第6番Op.64-1『子犬のワルツ』
バッハ  平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番
リスト  コンソレーション第3番
     メフィスト・ワルツ第1番

<<第二部>>
シューベルト ピアノ五重奏曲Op.114 D.667『鱒』


「鱒にデジタルピアノ!?」

…というのが、当初の心の声。

師匠の鱒!何としても聴きに行かねば!と、チラシを見た瞬間に決めてはいたものの、

デジタルピアノ。。。

不安。。。

でも、師匠の鱒だし!

…と 出向いた四ッ谷。


冒頭の千住さんと金子さんのトークがRoland万歳だったのはまぁ仕方ないとして、まずは件のデジタルピアノの印象。

・こもったような音
・高音はペラペラ
・弾き手のタッチによって生まれてくるはずのさまざまな色合いというものが無い
・f、特に和音が、音色・響き共に汚い。ピアノのようなふくよかな丸い響きは出せんものか。

…もぅね、「頼むからスタインウェイ弾かせてあげて!せめてヤマハ!」と喉まで出かかった。
(私の耳に合わないというだけの話かもしれないがね)

でもそうするとこのコンサートの意味が無いもんね。

『子犬のワルツ』が終わって おふたりが音律やピッチについて語っている時、下手から男性が出てきてデジタルピアノを触って行った。何か調整したんだな、と思っていたら、
「次のバッハでは バッハの時代になるべく近い音律で、、、」と。

この設定(の音色と音律)がさっきのより耳に優しいな。
勿論、脳裏に流れるのはグノーの『アヴェ・マリア』。
…と、浸っていたら、一番イイところでおっとっとあせる1小節飛ばしたなあせる

続いてはリスト。
コンソレーションを聴きながら、うんやっぱりショパンとリストって互いに影響を受けていたんだな と改めて。

…というわけで、私の耳と感覚にはこの音色と音質はいささか(ぃゃかなり、というか全く)合わないことがはっきりわかった第一部。


さて、お待ちかねの『鱒』。

冒頭の田村さんの「ずジャーン」(←「ず」で半瞬早く出ている)にニヤリ。そうそう、コンマスはこうでなくっちゃにひひ

師匠の低音がラブラブ!A線E線が良く鳴ってるなぁ�

デジタルピアノの音は、第一部で感じたほどの違和感はなく、、、おそらくは再度調整したのだろうけど。

…と、ここでふと思ったのは、鱒でデジタルピアノの音にさほど大きな違和感を感じないのは、昔midiを作ったからじゃないかな と。
楽譜作成ソフトで、PC画面上の五線譜に音符を打ち込み、音色(楽器の音色を指定)や強弱やテンポを設定し、PCで音を出す。
鱒の第4楽章をこうしてmidi化。
その時使ったのがRolandのソフト、当然 用意されていたさまざまな音色も
Roland製品。その「ピアノ」の音色をさんざん耳にしていたからかな、、、と。

ぁ、横道に逸れたあせる

そんなわけで(たぶん)、弦四部を聴くことに集中できた(←正しい聴き方ではないかも)。

田村さんの軽やかなボウイングと音、
小池さんのどっしりとした(という形容が不適切ならば「幅のある、色・量ともに強い」)音、
久保さんの艶のある高音(中音域の上半分あたりから上)、
そして師匠の素晴らしく響く低音。

『鱒』を生で聴く機会は 実はこれまであまり無く、それもあってか終始ニコニコ(時にはニヤリ)頬が緩みっ放し。

弾く位置(弓の位置ね)とか、指遣いとか、「ぁっあれ真似しちゃおうっとニコニコ」という箇所がいくつかあった。試させていただきます師匠にひひ


しかしまぁ席が席だったので(某予約システムで自動的に割り当てられたのが、最前列中央やや上手寄り、まさにCb.の真ん前!)、バレないわけがなく、弾き終わって舞台上からこちらを見てニヤリの師匠。ぃゃ自動割り当てなんです他意は無いんです決してあせると心の中で必死に弁明。



おまけ。

・「三勇士くん、カマーもっと上げないとあせる」と言いたくなった。上着のボタン位置あたりまで上げないとカッコ悪いよあせる

・でも爽やかイケメンであることには文句のつけようが無く。

・トークを聞くと、頭の回転も良さそうだし、話し方や話す内容など23歳とは思えないほどしっかりしていて、好感。


今度はちゃんとした(Roland関係者様ごめんなさい)ピアノで聴きたいなぁ。