今年も原爆の日(8/6広島・8/9長崎)がやって来ました。
日本は最初で(現時点で)最後の被爆国です。
原爆で亡くなった方々を追悼し、世界平和を願う日であり、世界へ平和のメッセ-ジを発信する大事な日です。
この式典でイスラエルの招待を巡って各国大使が出席を見合わせる事態となりました。
広島市はイスラエルを招待したので主要6か国の大使が出席したのですが、長崎市はイスラエルを招待しなかったので、大使の参加は見送られました。(次官級の参加となりました。)
長崎市は(ガザを攻撃している)イスラエルを招待しないのは、政治的な理由では無いし、そのために核保有国の代表が式典に来て悲惨な歴史を繰り返さないと誓うことにこそ意味があると訴えたのですが、各国の大使の不参加の理由は(自衛権を行使している)イスラエルと(一方的に他国に侵略した)ロシアを同列に扱うのは違うと主張しています。
う~ん。
そもそもの考え方に違いがあるので参加するかしないかは各国の判断でしょうが、6か国が示し合わせたように足並みを揃えることにこそ政治的理由を感じます。。。
広島市の対応も長崎市の対応も他国に媚びることなく、独自のスタンスを貫いたことは立派だと思います。
大事なことは、イスラエルを招待するかしないかでは無く、原爆という核兵器を世界から根絶することが目的だということ。
そして、何万もの罪なき人々が亡くなったことを偲ぶこと、歴史に刻みつけること、忘れないことです。
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