昨年11月22日から、3頭の猫が大阪に向けて出発しました。
茶白♂ビリー、キジ白♀チビ、茶トラ♀ミク。
3頭を迎えてくださったのは、7~8年前からティアハイムボランティアとして、毎週通ってくださてっていた「ぐうママ」さんです。
 
ご主人の転勤で大阪から東京へ転居したのを機に、
長い間、ボランティアをしてくださって本当にお世話になりました。
午後の3時間、中型雑種犬のお散歩と、猫部屋の子たちのお世話です。
人慣れしていない猫たちも、ずいぶん慣らしてくださいました。
 
 
今回、ご主人のお仕事がまた大阪に戻るタイミングで、
ご縁の遠い子を、ということで迎えていただけることになりました。

 

茶トラ♀ミク 5歳

家族の認知症で放棄。人慣れしています。

ミクちゃんは家庭猫だったので、まだ若いですがお願いしました。

 

茶白♂ビリー

2022年12月、茨城センターから引取の負傷猫でした。

左目は深い角膜潰瘍があり、その後、治療しましたが視力はありません。

 

下顎の骨折があり、治癒しましたが、ドライフードは食べません。

舌がうまく使えないのか、呑み込みが悪いのか、、、

ずっとペースト状のフードが主食です。

 

キジ白♀チビ 推定15歳

飼い主さんが施設に入って、茶白♂はーちゃんと一緒にティアハイムに来ました。

すっかりシニアで食も細くて小さくて。

そんなチビちゃんも終の棲家にたどり着けました。

 

 

ミクちゃんは、毎夜、ぐうママさんと一緒に寝ているそうです。

もともと、みーちゃん、という名前でしたが、ティアハイムに同じ名前の子がいたので、仮名ミクちゃん。

そのまま、これから明るい未来を築いて欲しいとミクちゃんに。

 

 

チビちゃんは、智生(ちい)ちゃんとう名前になりました。

その賢さと少しでも長生きしてほしとの願いを込めて。

リビングのソファーで寝るのがお気に入り。

 

ビリーは、楽(らく)ちゃんに。

今までたくさん辛い経験をしていると思うので、これからは楽しく楽に生きて欲しいと願いをこめて。

ケージと、このドーム型の爪とぎを行ったりきたり。

 

3頭3様、幸せに暮らしています。

 

 

智生(ちい)ちゃん

 

 

楽(らく)ちゃん

 
 
こうして幸せになれたこと、私たちも同じように幸せを噛みしめています。
家庭猫になれる幸せがある。
シニアでも迎えてくださる方がある。
どんな子でも、その子に合った幸せの先がある。
時間がかかっても、いつか終の棲家に出会えますように。
 
ぐうママさん、本当に本当にありがとうございました。
またいつでも近況を楽しみにしています。

 

 

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