2023.9.1追記
いつもアルマの活動を応援いただき、ありがとうございます。
このたびは多くの皆様にご心配をおかけすることになり申し訳ございません。
8月4日の引取に関しまして、「多くの誤解」と「事実とは違うこと」が拡散されておりますので、
以下、追記します。
当会は「廃業ブリーダー」の犬と聞いて受け皿になりました。
当会のポリシーとして現役で営業を続けるブリーダーの頭数減らしや、
その他、営業中の犬舎の引退犬猫の引取は基本、行っておりません。
今回の犬たちがどこから来て、どういう経緯で放棄になったのか、
受入れまでたった2日間しかなく、仔細の確認ができませんでしたが、
信頼おける方からの依頼ということで、シェルターもいっぱいの中、お受けしました。
また、引受に関して、金銭の授受が行われたような誤解を招くことが拡散されていますが、1円のお金も払っていませんし、受け取ってもおりません。
8月30日にアルマ宛にこの犬たちの件について匿名でお電話がありました。
話の流れの中で「ただで貰って窃盗みたいなことをして。飼い主に返すべきでは」といわれたスタッフが、
「こちらもお金を払っていますから」というようなことを言ったそうです。
それをお金を払って犬を取得したと誤解されたようです。
「お金を払っている」というのは、医療にかけている(医療費がかっている)という趣旨です。
譲渡までの医療費一式は、1頭当たり、最低4万円前後かかります。
病気や他治療があれば、もっとかかります。
そもそも、犬猫のレスキューをする際に、こちらがお金を払って犬猫を取得する、ということはありません。
適切な医療にかけて、新しい飼い主を探す、という活動です。
譲渡費用も年齢や病気の有無も含めて一律で決まっております。
何の医療も施さずに譲渡金だけいただくようなこともございません。
「いちいち見て品定めしない」というのは、
一般の方には誤解を招く表現かもしれませんが、
個人家庭の多頭飼育崩壊等で、動物愛護センター等に小型犬が多頭で収容された際に、
愛護ボランティアの中には、我先にと、子犬、若い犬、メス犬から優先して引き取っていく方もおられます。
お恥ずかしい話、犬の取り合いというと大袈裟ですが、先を争うような引取も現実ありました。
多くの方は、高齢シニア病気のある犬は治療費もかかり、長逗留(保護期間が長い)するケースも多いので
譲渡しやすい犬を選びたいのが心情だと思います。
その中でアグリドッグレスキューさんは、愛護センターでお会いしても
多頭飼育崩壊やブリーダー廃業の現場でも、「どうぞお先に選んでください」という精神で、
決して我先にと犬を選んでいくような方々ではありません。
いつも高齢病気や体格の大きい子、扱いが難しい子さえも引き取っておられました。
それを「品定めしない」と称賛のつもりで書きました。
ご理解いただけるのかどうかわかりませんが、
私たちは、今回、この犬を欲しいといったわけでも、盗んだわけでもありません。
運ばれてきた犬たちの受け皿になっただけです。
犬を受け取った時点では「善意の第三者」です。
名誉を傷つけるような罵詈雑言をSNS等で拡散したり、
また、当会の業務中に問合せの電話をかけて業務に支障を与えるような行為はおやめください。
今、手元にいる子たちのお世話と、これからの命を繋ぐ活動に時間を充てさせてください。
問題は当事者でご解決をお願いします。
私たちが今回保護した子たちにつきましては、誠心誠意、大切に扱って、
毎日の健康管理含めて大切にケアしております。
以下、8月4日のブログです。
内容は変わっておりませんが、犬たちの写真は一部カットして掲載しております。
メス犬に関してはエコー検査で妊娠していないことを確認しております。
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西日本の廃業ブリーダーから犬が放出されるとのことで、
ほんの2日前に、NPO法人アグリドッグレスキュー様からご相談があり、
アルマでも何頭かのお引き受けをすることになりました。
アグリ様へも突然のご相談だったようで
調整急務でした。
本日、遠路38頭の犬が関東方面に到着、うち18頭は他団体等へ移動、
アルマとアグリ様が引取する20頭は、朝7時20分にティアハイム到着。
遠路、搬送をしてくださったボランティア様、ありがとうございました。
20頭の犬をいったんティアハイムのデッキへ。
メス18頭、オス2頭。
ここで、アグリさんと犬たちを分けていきます。
端からここまで5頭はアグリで、という感じで、分け方もざっくりと副代表。
いちいち見て品定めしないところが素晴らしい。
遠路、車で運ばれて来ましたが、冷房が効いた車内、
みんな大丈夫そうです。
到着後にそれぞれのケージに移し替えて、8時半前には受入完了。
皆様、お疲れ様でした。
アルマでの引取は10頭です。
メス8頭、オス2頭。
みんな人慣れしていておとなしく、小ぶりです。
名前は犬舎での名前です(※今後、預かり先に移動してから変わると思います)
年齢等の詳細は、まだ管理簿が入手出来ていないので不明です。
みんな痩せているので、適正体重は+500gくらいかと思います。
(1)トイプードル♀ 2.55キロ
(2)トイプードル♀ 2.8キロ
(3)トイプードル♀ 1.85キロ
(4)トイプードル♂ 1.6キロ
(5)トイプードル♂ 1.35キロ
(6)トイプードル♀ 2.85キロ 妊婦犬
(7)トイプードル♀ 1.7キロ
(8)トイプードル♀ 2.55キロ
(9)トイプードル♀ 1.85キロ
(10)トイプードル♀ 2.55キロ
以上です。
なんだか小さく作られた犬たちが、可哀想に思います。
この子たちは、こんな小さな体で繁殖犬として使われていたのでしょうか。
管理も杜撰だったようですので、ここで命が繋がって本当に良かった。
いつまで繁殖犬という括りでの動物虐待が続くのでしょうか。
金儲けの道具にされて命すらも大切にされない子たちが日本中にたくさんいる。
犬たちは順次、預かり先に移動予定です。
今後、シャンプートリミングや、適切な不妊手術含めた医療処理を施し、
8月下旬から里親様募集を開始すると思います。
どうぞよろしくお願い致します。
今回のブリーダー廃業につきましては、
こちらでは、詳細な情報を得ておらず、
しかしながら、信頼できる方が窓口として動いてくださったようで、
アルマで引取の検討をさせていただきました。
今後も廃業現場につきましては、受け皿があれば(預かり先があれば)前向きに検討します。
ティアハイムは、茨城の中型雑種犬の受け皿として存続したいので、
あくまで臨時のスティです。
今朝は犬の到着が早朝ということもあり、、、
朝のお世話を1時間繰り上げて、朝5時から猫部屋と事務局の猫たち、
その後、朝6時から1階の犬たちのお世話をしました。
おかげで
犬たちは、朝7時半から散歩に出られて(それでも、もう暑い)
そのうち8時にボランティアさんも4名来てくださって、9時には散歩が終わりました。
私はグッタリ、昼寝したい気分、、、
今週茨城センターに行く予定が行けなかったので、
なんとかお盆前には行きたいと思っています。