5月14日にアルマ東京ティアハイムの近所にて保護した負傷猫♀ドエル
おそらく交通事故による骨盤骨折で、特に右側の損傷がひどく、
骨盤が4つに割れているような状況でした。
 
「ドエル」という名前は、ドエル葛飾というマンション横の歩道の植え込みにいたから。
ドエル(dwell)とうのは、英語で「住む」という意味らしい。
響きがいいので、マンションの名前からつけました。
 

 

協力病院にて3週間の安静・入院。

その後、6月7日(水)整形外科がある病院にて手術。

 

術前のレントゲン検査

最初に保護した時よりも、大腿骨の骨頭が内側に入り込んできていました。

安静といってもケージの中で動くので、動きが悪いほうの右足が押されて、お腹の内側のほうに骨が入っていくようです。

 

横からの写真。

骨盤が割れているのがわかります。

 

心臓・肺や、背骨に問題なし。

 

骨折した影響か、右後ろ足の感覚が鈍いようです。

神経を損傷しているのかもしれません。

排泄には問題ありません。

 

術後の入院中の動画。

左後ろ足を軸にして移動しています。

野良ちゃんなので、シャー笑い泣き

 

 

手術は砕かれた骨盤を繋ぐ手術。

プレート2枚、入れて固定してあります。

術後2週間が経過して、骨頭が中に入り込んできているので、

今後、排泄に影響が出る可能性があるということで、

さらに、骨頭切除の手術をすることになりました。

 

6月24日(土)右大腿骨・骨頭切除手術。

このまま経過が良くなってくれるといいのですが・・・。

image

 

6月26日(月)退院しました。

 

6月7日~6月26日の入院、2回の手術、プレート代金等で、27万円の医療費がかかりました。

それ以前の5月14日~6月7日の3週間ちょっとの入院費用は、まだ明細が出ていませんが10数万かと思います。

合計で40万ほどの医療費がかかりました汗

 

負傷猫として東京都動物愛護相談センターに収容されていたら、おそらく安楽死処分になっただろうと思います。

手術を経ての今なので、手術が出来ないと、排泄障害も出てきたと思われますし、

シャーシャーさんなので治療も難しいと思います。

 

今はティアハイムの猫部屋で、顔見るとシャーと言っていますが汗

ご飯もまずまず食べていて、

自分でコンパクトな3段ケージの上り下りをしています。

7月12日 再診です。

 
気になるのは、便は出ているけれど、便が細い時もあるので、
また骨頭切除した箇所が中に入り込んで腸など押していないか、ということ。
でも、とりあえず生き延びて、命は繋がりました。
 
ドエルちゃん、いつかご縁が見つかるといいねビックリマーク
大きな期待をせずに、ゆっくりご縁待ちします。
 
 
交通事故などに遭った負傷猫をすべて引き受けることはできませんが、
縁があって治療すれば助かる命もあります。
でも、医療費はかかります。
それでも多くの方のご支援もあって、手術と治療を頑張っています。
助けてくださったビセイルアニマル様、ご支援くださった皆様に感謝です飛び出すハート

 

 

 
助けるということは簡単ではない。
そういえば、この子の通報者の連絡先も聞きそびれていて、
その後の経過をお知らせすることもできませんが、気にされているでしょうか・・。
 
 
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今日は最近では最高の猛暑で、
もうティアハイムの中にいても暑くて大変です。
電気代を気にしながらも、
エアコンフル稼働にしていると、たまにブレーカー落ちてあせる
今2階は、緩い除湿をかけています。
1階の犬がいるスペースは冷房+扇風機と小型のサーキュレーターが計6台、稼働しています。
皆様も熱中症にはお気をつけください。
 
 

1頭のご縁が決まれば次の1頭を。

私たちに出来ることは、それを頑張って続けていくことです。

 

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