飼い主さんが急逝されて、猫30頭が取り残されていると相談を受けました。
猫たちは出入り自由で飼われていたようですが、
現在は、全頭、外に出されています。
2月4日(金)午後、現地に下見に行きました。
 
緊急で保護先を探しています。
愛護団体、ボランティアさん。
1~2頭、または2~3頭ずつでも構いません。
保護して里親募集をしてくださる方を探しています。
 

 

2年ほど前は10頭くらいだったとご親族の方からのお話です。

ほとんどの猫に不妊手術がされておらず、増えたようです。

 

家から出されてしまった猫たちは、こうして外にいます。

 

ご親族の方がフード代を出して、

現在は、ご近所の方が餌をあげてくださっていますが、

それも3月末くらいまでが精いっぱいとのこと。

屋根の上で鳴いている茶トラもいます。

 

飼い主がいなくなった無人の家で暮らしていくことは難しく

猫たちの移動先を見つけないといけません。

 

敷地は広いので、地域猫として生きていければそれも幸せですが、

世話をする人がいてこそ、の地域猫なので、

そういうことは難しいと思われます。

 

知らない人が来ても、飛んで逃げたりはしないので、

半分くらいは人馴れしていると思います。

生後半年くらいから2歳くらいの若い猫が多いようです。

既に発情が始まっている子もあるようです。

不妊手術も早急に行っていかねばなりません。

 
ほとんどが黒白かキジトラ系です。

 

 

とりあえず・・・

せっかく現地に行ったので、まずは3頭だけ引き取ってきました。

キャリア検査でウィスルの確認も必要です。

多くの猫が、猫風邪の症状があります。

(くしゃみ、鼻水、目ヤニ等)

 

●子猫・黒白♂ 生後6ヶ月くらい 体重1.8キロ(痩せています)

この子は、人馴れしています。

 

 

 

●子猫・黒♀ 生後6ヶ月くらい 体重2.2キロ

左目は瞬膜が癒着しているようです。

怖がりのようで、シャーシャー言っていますが、3日目にだいぶ落ち着きました。

 

 

 

 

●成猫・黒白♂ 推定2歳 体重3.36キロ

人馴れしています
image
 
先に子猫を捕獲しようと思ったのですが・・・
2度も捕獲機に入ってきたので(単にウェットフードが食べたかった)
警戒心ゼロのこの子を連れて帰ってきました。
image
 
以上、3頭ともに以下、終わっています。
・3種混合ワクチン接種
・猫エイズ猫白血病検査(陰性)
・抗生剤コンベニア注射
・爪切り
 
猫風邪の症状があるので、当面、ビブラマイシン抗生剤の投薬を毎日します。
 
不妊手術は、♀2月10日、♂2月22日の予定です。
※病院の予約が混んでいて、この日程しか取れず。

 

 

近日にまた現地に行く予定です。

現在、保護可能な頭数は、手を挙げてくださったボラさん2名、合計5頭。

まだ20頭以上います。

あまり人馴れしていない子もいると思いますが、

ご検討いただけますボランティアさんがいらっしゃいましたら、ご連絡ください。

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