日本全国、同じ法律で動いています。

動物愛護法(動物の愛護および管理に関する法律)、狂犬病予防法。

各都道府県や市町村の条例は、別途ありますが、基本、動物行政は、環境省が管理している動物愛護法などを基準としているはずです。

 

それでも、全国の愛護センター、保健所。

犬猫の取り扱いには大きな差が出ています。

 

取り巻く私たちが見ている現実は、人によって受け取り方も是非の判断も違う。

処分するなと叩かれるセンター。

何も言われない(または言われても)ので、処分しているセンター。

この差は何でしょうか。

 

 

東京都の収容動物情報

2019年5月7日現在

犬3頭+猫8頭=合計11頭

 

 

以上のような収容動物情報の他に、登録団体が閲覧できる譲渡動物情報、というページがあります。

現在、犬15頭+成猫4頭=計19頭が公開されています。

 

譲渡動物情報の一部

 

 

東京都は平成30年度、殺処分ゼロを達成した、と発表がありました。

しかし、課題付の殺処分ゼロ、だと私は思っています。

 

ねりまねこ様のブログをご紹介します。


 

東京都は20年以上前から、こと猫に関しては、地域猫やTNRという考えが広まっており、まずは絶対数を減らすことに尽力する愛護団体/ボランティアさんが多数いらっしゃいます。

ですから、センター収容される猫を救い上げることに力を注ぐよりも、入口を締めよう、という考えに重きがあります。

 

ねりまねこ様のブログ記事から抜粋

飼育放棄された動物が

行政で殺されないかわりに

 

地域社会の中で

受け入れていかなければならないのです。

 

殺処分ゼロを維持するために、

 

今後、ますます

市区町村・民間レベルの

課題解決能力を

あげていかなければなりません。

 

私達が日々行っている

飼い猫および

飼い主のいない猫の対策を

推進しなければならないのです。

 

 

殺処分ゼロ達成だと謳う東京都にも、でももっと助けられる命があったんじゃないか?と問う人もあるかもしれません。

※東京都では、「動物福祉等の観点から行ったもの及び引取・収容後に死亡したものを除く」 致死処分を「殺処分」と表現しています。

 

以下、東京都が発表している統計資料です。

動物の総取扱数の推移

平成29年度 犬426頭、猫784頭、その他6頭=計1216頭

 

致死処分数の推移

 

過去10年間の返還・譲渡・致死処分数

 

平成29年度 致死処分数の内訳

収容後死亡以外の動物福祉等の観点から処分を行った頭数236頭

※動物福祉等=苦痛からの解放、著しい攻撃性、衰弱や感染症によって成育が極めて困難

 

 

殺処分ゼロという文言が欲しいばかりに、

動物福祉等の観点からの処分は殺処分に含まない、という数字のマジックよりも、

 

どうすれば収容される犬猫が減るのか、

飼育放棄された動物が

行政で殺されないかわりに

 

地域社会の中で

受け入れていかなければならないのです。

 

今後、ますます

市区町村・民間レベルの

課題解決能力を

あげていかなければなりません。

 

というところで、不妊手術のさらなる推進/実施、

多頭飼育を未然に防ぐ対策、

高齢者世帯の犬猫の飼育の将来を見据えた対策、ネットワーク作り、

 

そういったことにも何かできることがあればと思っています。

東京都の処分された猫の多くは、負傷猫(負傷成猫)であると推測します。

事故に遭って骨折等、重症で収容されてくる猫も多い。

生かすための治療がどこまでできるのか、それをまた譲渡まで持っていけるのか。

様々な課題は、茨城センターの収容犬にも通じるところはあるかと思います。

 

 

追って、千葉、埼玉、栃木等、関東圏の愛護センターの状況をレポートしますビックリマーク

って、レポーターか汗

 

広く現実を知ることは大事です。

茨城センターばかりが取りざたされて、まるで悪のような扱い。

生かして、譲渡事業に努力しないセンターだって多々あります。

地元の愛護センターの現状を知って、皆さんの声を届けてください。

 

 

緊急対応もあります。

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