けいせつ基金さんの過去の記事
この記事を参考に書こうと思っていたことがあります。
まずは、けいせつ基金さんの記事をお読みください。
毎年、収容数が減って、処分も減っていますが、返還/譲渡数は横ばいです。
平成29年度も、犬の返還12,286+譲渡数17,668=29,954
ほぼ、3万頭ですね。
返還/譲渡数は、ずっと横ばいが続いています。
犬に限っての話をしますが、平成29年度、
譲渡数17,668頭。
一般譲渡も含めて、センター収容されている中から、引取りされた犬の頭数です。
うち幼齢個体(子犬)が、5,052頭ですから、譲渡数の中の成犬は、12,616頭。
この成犬の中の小型犬、中型犬の割合を知りたいところですが、おそらく半々くらいではないかと思います。
そうなると、全国でセンター収容の中型犬の成犬の受皿は、毎年6000頭くらいしかないことになります。
私たちは6000分の1、なの?
また、
多くの愛護団体/ボランティアは、それぞれ活動の主軸がいくつかあります。
①センター収容されている犬を引き出す(主に小型犬)
②センター収容されている犬を引き出す(小型犬+中型犬)
③センターに入る手前の個人放棄、多頭飼育崩壊などの現場から引き取る
④ブリーダー崩壊など主に小型犬の純血種を扱う
アルマでも「引取協力」という括りで引取りする犬も多くいます。
活動の主軸は、①+②>③>④ となります。
アルマの場合、年間、犬引取り200頭としたときに、実質センターからの引取は120頭、うち中型犬40頭、という割合になります。
処分されている犬は、多くが中型犬の雑種であり、人馴れしていない犬が多く含まれます。
例えば、今、茨城センターに150頭の犬がいて、これがすべて小型犬であれば、または生後2~3ヶ月までの雑種の子犬であれば・・・
おそらく残る犬は、ほとんどいないのです。
センターに犬は溢れない。
残念ながら、中型雑種犬の受皿がまだまだ少ない。
全国で保護犬を「一時保護」する受皿が4~5万頭分、あったとしても・・・
日本の住宅事情もさることながら、中型雑種犬の行き場を探すのは簡単ではないことを思い知らされます。
首都圏では、飼われている犬の9割が小型犬、全国でも7割以上は小型犬といわれています。
そういった側面から考えても、入口対策をしっかりやっていかないと、受皿が爆発的に増えることは期待できませんから、かなりシビアな問題です。
猫に関しては、センター収容から引取するよりも、地域猫やTNR活動で、自分たちの足回りから保護されている方のほうが多いと思います。
昔、センターから数頭の子猫を引き出ししていたら、地域猫やTNR活動に重きをおいている方々から、戒められたことがありました。
足元の活動なくして、センターから子猫を救う活動は上辺だけの見せかけで意味がないと。
確かにそれも正しい意見でした。
でも、今は私も地域猫活動にまで手が回らないので(時間的に厳しい)、センターの子を救い上げるしか、何かしら貢献できることがありません。
寝ずに乳飲み子を育てたことが何度もありますが、体力勝負、時間勝負で、この労力を増えない方向にシフトしていく、ということも必要なのではないか、ということも考えます。
だんだん書いているうちに、まとまりがなくなってきました。
要は「救う」ということは、受皿も必要なわけで、それは茨城県だけの問題ではなく、日本全国、どこのセンター/保健所でも日々、頭を抱えている問題です。
千葉県にも埼玉県にも、処分される中型雑種犬がたくさんいます。
それぞれ、年間200~300頭。
あと一歩、というところが、なかなか進みません。
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