江戸川区多頭飼育現場の犬たちについて、進展がありました。
ちばわん様が一斉不妊手術を実施してくださる予定で話が進んでおります。
扇田代表様、スタッフの皆様、ありがとうございます。
お話を繋いでくださったCACIの金子代表、ありがとうございます。
また、山口院長も今回ご協力くださるとのこと、もう10年以上、お会いしておりませんが、またお目にかかれることがとても嬉しい。
おそらく30頭前後の去勢手術が中心になるだろうと思います。
また成犬譲渡の会様からも、引き続き、数頭の保護可能とご連絡いただいております。
渡井代表様には、ご尽力いただき、感謝しております。
この場所に犬を戻すことは避けたい、というのは私も同じ気持ちです。
多くの皆様に多大なご負担をおかけできないので、ご無理は申し上げられませんが・・・
これから残るのは、ほとんどがオスになります。
雑種は、小さめのメスが貰われやすい傾向にありますので、オスの譲渡は、ティアハイム滞在の茨城センター引取の子たちの譲渡が簡単には進まないように、時間がかかる場合もあります。
1頭でも、ご理解ある引受先が見つかりますように・・・。
一度は避妊のためにピックアップしたメスを戻すしかないか・・・という思いでスタートしましたが、やはり一度手元に来ると、心が揺らぎます。
皆、安心して清潔な場所で寝ている姿を見ると、やはり戻せない。
あとはこの現場の飼い主さんが、どこまで協力してくださるのか。
それに尽きます。
きっと80頭もの犬の世話は、ほぼ一人では困難だったはず。
犬同士の小競り合いを止めるために、あらぬ力を振り絞らなければならない。
もっと楽しく犬と暮らせるんだということをどうかわかって欲しい。
今日の夕方現場に行きますが、一斉不妊手術にご理解いただけるように話をしないといけません。
多くの人たちが手を差し延べてくださっています。
このチャンスを逃したら、また元に戻ります。
飼い主の苦悩も犬たちの苦労も終わらない。
どの子も幸せになれますように。
私がこの活動を始めたころ、神奈川県在住のボランティアさんから、大和市にある山口獣医科病院をご紹介いただきました。
当時、猫の不妊手術は5000円ほどで、ワクチンも1000円か2000円くらいで打ってくださいました。
遠かったのですが、埼玉の多頭飼育崩壊現場に関わった時に、10頭ずつまとめて車で搬送して手術していただいたりして、お世話になりました。
あの頃が懐かしい。
私はまだまだボランティア駆け出しで、諸先輩方のお力を借りながら、多くのアドバイスをいただいて、やって来れました。
まだ全国で年間100万頭以上が殺処分されていた時代です。
多くのボランティアは自宅にそれこそ10頭単位で保護犬猫を抱え込み、苦労していました。
私もティアハイムが出来るまでは、ずっと自宅に犬猫あわせて20頭以上いました。
今も状況的には場所が変わっただけで、あまり変わりませんが
こういう時代を経験している人たちは、本当に強い。
そして今、時代が変わってきていても、その経験はさらに柔軟になり幅が広がる。
さて、懐かしんでばかりいられないので、犬猫のお世話はじめます
本日のオープンシェルター里親会、お待ちしております
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