埼玉センターからの引取報告です。
なかなかタイムリーにブログアップできないので取りまとめて。
 
4月26日
●ダックス♂茶 推定10歳~ 体重4.5キロ
両目白内障 かなりなおじいちゃん犬です。
 
●ダックス♂黒茶 推定5歳 体重3.5キロ痩せています
爪も伸びきっているので、ネグレクト放棄でしょうか。
 
相変わらずダックス収容は多い。
アルマ・ダックスチームは、いつもフル回転で頑張っていますDASH!
 
 
5月1日 本所
●子猫♀キジ白2頭、生後6ヶ月
姉妹猫と思われます。3種混合ワクチン済。
預かり先 なおみさん いぬとねこ
 
ゆなちゃん
 
えなちゃん
 
2頭ともこれから不妊手術をして募集開始です。
ちょうど良い大きさの中猫さんたち。
子猫の時期ですが、猫初心者さん、お留守番のあるおうちは、中猫~成猫が飼いやすいと思います。
 
 
南支所
●成猫♀サビ 推定1歳 体重2.8キロ
左耳先カットされているように見えますが(地域猫の不妊手術の印)、センターで子猫4頭を産んで、死産だったそうです。
猫エイズ猫白血病検査(-)、3種混合ワクチン済
IMG_20170504_212622287.jpg
 
あまり人慣れしていないので、これから家ネコ修行
預かりはtoyoさん 求む!おうちと里親さん
 
このサビさん、耳カットは、単なる過去の怪我などによるものかもしれませんが・・
不妊手術をした・・・といって、実はされていなかった、ということが過去、他のボランティアさんからお聞きした事例でありました。
ちゃんと動物病院に連れていって、おなかも切った痕がある、料金も不妊手術代金を払った、なのに子宮も卵巣も残っていたって・・・。
これは後々、ホルモン系のバランスの問題があって、詳しく検査したらわかったそうです。
もし、子宮、卵巣を見つけられずに不妊手術済と思ってお腹を閉じたのだとしたら、それを保護主に伝えるべきできすし、病院によっては卵巣のみ摘出する場合もあります。
不妊手術を受ける場合は、どういう方法か確認したほうが良いですし、出来れば、摘出後の子宮、卵巣を実物を確認させてもらったほうがいいかもしれません。
 
アルマでは、不妊手術(メスの避妊手術)は、子宮、卵巣の全摘出です。
オスは、片睾丸の場合、おなかの中に残っている睾丸(陰睾丸)も開腹オペして摘出します。 放置するとのちに癌化することがあるからです。
 
 
本所
●成猫♂黒白 推定3~4歳 体重2.2キロ(痩せています)
センター収容は、衰弱して行き倒れでした。
猫エイズ猫白血病検査(-)、3種混合ワクチン済
 
センターで補液などしてくださって回復しましたが、まだふらつきがあり、食欲にもムラああります。
このペラペラの痩せ具合は、腎臓病の高齢猫のよう・・・
でも歯がキレイなんです。
 
なんとも愛敬のある黒白くん
ティアハイムに滞在中です。
猫風邪の症状もあるので、インターフェロン入りの点眼・点鼻をしています。
近日に病院に連れていって、しっかり診察していただく予定です。
 
以前のブログにも書きましたが、最近、埼玉センターの譲渡事業があまり進んでいないこと。
それで、処分の多い猫の収容情報を気にしてチェックするようにしました。
以下、再掲
 
埼玉センターの現状
埼玉センター、譲渡事業が良い方向にシフトしていかない、と思っているのは私だけでしょうか。
ありははさんのブログの記事
 
私もそう思っています。
積極的に譲渡犬猫を残さないことは、管理する上では適正かもしれませんが、各地の保健所からセンターに移送された後、登録団体から譲渡検討の声がかからなければ、ほどんどが処分されてしまいます。
特に中型犬クラスの雑種、それから猫(子猫含む)。
 
下記は 埼玉動物指導センターのホームページに掲載されている27年度の殺処分数です。
 

381頭(381)        

1,324頭(1,050)

合計

1,705頭(1,431)

(※)()内は殺処分を行った犬猫のうち、譲渡することが不可能であった犬猫
①育成困難な生後間もない離乳前の犬猫

②感染症(特に感染力の強い感染症や動物由来感染症)に感染している犬猫

③矯正困難な問題行動(特に咬み癖等の強い攻撃性)がある犬猫

④延命が苦痛となる障害を負っている犬猫

 

埼玉センターに収容された犬猫たちには、再譲渡のチャンスがほとんどない、ということです。

乳飲み子など生後3週間以下の離乳前の子猫などのほとんどは、負傷動物扱いされていますから、当然ならが処分対象になっています。

感染症の問題もあり、簡単には難しいこともたくさんあるでしょうし、ボランティアに負担をかけてはいけないとお考えなのもわかります。でも、ここはもう少し、埼玉センターから引取をしている団体等が声をあげて、譲渡事業の見直しとさらなる推進も、検討していただきたいと思っています。

アルマは埼玉県の団体ではないので、私たちが声をあげて主導を・・・というわけにいきません。

でも茨城センターも大きく前進しているように、声が届くセンターは変わってきています。

どうか声が届くセンターになって欲しい。

 
 
以上、ここまで。
改めて書くのは、今、埼玉県の愛護団体(猫ボランティアさん)が、今年に入ってからの茨城センター収容の子猫たちを精力的に引き取りしているからです。乳飲み子も全て。
埼玉県には、これだけ力のある団体/ボランティアさんがいるのに、埼玉センターから子猫を引き出せる体制になっていないので、他県にその力が流れる。
もちろん県境を越えて、誰がどこの犬猫を引き取っても同じ命で問題はありませんが、やがて足元に立ち返る、ということを考えれば、埼玉センターも、もっと地域への譲渡事業に力を入れるべきだと思います。
 
パルボの根絶は難しい。
茨城センターでも、2~3年前までは、猫パルボが悩みでした。
センター内での感染がほとんどですから、衛生管理の徹底と、譲渡のスピードを上げることで(収容されたら即日、または翌日の譲渡等)、パルボ発生は激減しました。
 
私は茨城センターに行った際には、子猫は運ばれてきた段ボールのまま置いてもらって、連れ帰る際は、新しいダンボールに入れ替えるか、キャリーに入れて、とにかく、センター内のゲージ入れない、床に接触したダンボールは持ち帰らない、を徹底しています。
万が一のパルボの持ち帰りを防ぎたいからです。
 
もし埼玉センターで今年度も1000頭を超える子猫が処分されるなら、譲渡に回せる道をもっと模索して欲しいと思います。
 
 
今朝は5時半起きだったので~晴れ
8時には自室の猫たちのお世話完了して(成猫3頭+子猫9頭います汗
こうしてブログ時間です。
では、本日、オープンシェルター里親会、お待ちしておりますビックリマーク
 
 
 

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