12月10日(水)茨城センター最終部屋
明日、金曜日に処分になります。
見てもどうにもならないのですが、万が一つでもの可能性にかけて、やはり目をつむることは出来ないのです。
首輪をしている子も何頭かいます。お迎えに来てくれない。



生後半年くらいのラブMIXのような子犬を遊んであげている大きなMIX。
じゃれつく子犬に優しい。こんな場所であっても。
卒業犬アンジェリーナ風のシェパードが少し入っているような面立ちの茶色のMIX。
この犬の群れの中でもとても落ち着いていました。

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一番前に出て尻尾をふる子たち。
この子たちは今を生きています。
辛い過去や、悲しい未来への憂いはありません。





コーギーMIX風の男の子。
多分5才前後でしょうか。
まだ元気で人懐こい笑顔を向けます。




他の犬舎
12月8日(月)収容の秋田犬たち。
大きな白の秋田犬と奥で丸くなって寝たままのMIX
秋田犬は呼んでも傍にきません。
出したオヤツにも見向きもせずに慎重です。




この部屋にもたくさんの子たち。
まだ生後半年くらいであろう子犬も3頭。
それから手前右に見えるのは、シニアのビーグル♀
この部屋は、おもに12月8日(月)収容の子たちが入っているので、来週には処分に送られてしまうでしょう。



12月9日(火)収容の子たちの部屋。
同じ日に収容になった大きなシェパードは個別犬舎にいました。





12月8日(月)収容の柴♀
豆柴ほどの大きさで体重5キロくらいの高齢犬です。多分14~15歳くらいです。
柴は長生きといっても、あとどれくらい生きられるんでしょうか。
小さくて高齢なので、個別犬舎に入れられていますが、オファーがあるわけではありません。

収容動物情報の写真


センター登録団体が増えても、引き出される子が増えたとしても・・・
センター収容される子たちが無くならない限り、この写真のような光景は、これから先も、何年も続きます。
今、犬を飼っている方々の意識が変わらない限り、どんなに愛護団体が頑張っても無理で、いつもいつも悲しい現実を繰り返し、伝えることしかできません。

どうすればいいですか?

茨城センターに関連している団体様などがよくブログなどに掲示してくださっているのがこちらです。

環境省から出されている小冊子
下の画像をクリックすると全8ページの中身がご覧いただけます。

無責任な飼い主がいなくなれば、センターも保健所も要らない。
どうしてもの事情で飼えなくなった場合には、その受け皿として、再譲渡を推進する官民一体となった保護シェルターがあればいいのです。
なんかこんなこと、簡単に出来そう、と思っても、それはこの現実を知る意識の高い方だけの話で、まったく知らない方に浸透していかねばならない。

来年からの啓発活動の中で、知らない方に伝える方法を考えていきたいと思います。
ネット社会だけでは無理で、もっと地に着いた草の根レベルの啓発が必要です。
10年後、20年後に殺処分ゼロになるのか。
そんなに遠い先ではなくて、もっと加速させたい。


アルマの啓発活動もティアハイムだけではなく、多くの方に知っていただける機会を増やせるように新しいステップも今、考えています。
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