5月3日、マルチ♂ケリー、天国へ旅立ちました。
ケリーを応援してくださっていた皆様、短い間でしたが、ケリーのことを気にかけてくださって本当にありがとうございました。

ケリー 


旅立ちの時、ちょうどティアハイムボランティアのQさんが傍についてくださっていた時で、大きく息を3回吐いて、苦しむことなく静かに旅立ったそうです。
駆けつけた時には、もう体の力が抜けていましたが、温かみのある体を抱くことが出来て、私たちが傍にいる時間で本当に良かったと思いました。
もっとたくさん抱いてあげればよかったと、時間がたつにつれて、悲しみと後悔が湧きあがってきます。

16歳という年齢を聞いていましたので、天寿を全うしたと思いたいですが、環境が違えば、もう少し長く生きられたかも知れません。
それだけが心残りです。


ケリーを引き取ってから、体調は一進一退、
体調を崩したり、口内がとても悪いのに心臓が悪くて麻酔下で治療も出来ず辛そうだったり・・・

毎日、何だったら食べるんだろうと、何回もフードを変えて差し出してみたり。
ティアハイムボランティアさんやスタッフの皆さんが、ケリーが食べられそうなものを、いつも差し入れしてくださって、皆さんに愛されたこと、幸せでした。

ここ最近は、よく食べるねっていうほど、完食したことも多くて・・・
二日前まで食欲もあり、でも亡くなる日の前日はあまり食べず、朝ご飯も残し、それでも、おやつのボーロは食べたようでした。

亡くなる前日の夜、ケリーのお顔をみたら浮腫のせいかむくんでいて、いつものケリーとは少し違って見えました。
悲しい予感がして、病院に電話して翌日の診察を予約しました。
でも、診察には間に合いませんでした。


5月4日、アルマの保護犬猫たちが眠っている回向院に送り届けました。
そして今日、天に帰っていきました。

ケリー 

可愛いケリー
無くしたアンヨはきっと今頃はちゃんと立派な4本足になっているでしょう。


ケリー 

ケリーへと、Quaさんとサムさんが可愛いお花をくださいました。
ケリーが休んでいたゲージに手向けています。

ケリー 

今日は、いつかケリーに会いたいと・・・アルマの活動も応援してくださっているG様がティアハイムに立ち寄ってくださって、お香典をいただきました。
会っていただくことが出来なくて残念でした。
でも、ケリーはきっと今日、お空から見ていてくれたと思います。
気にかけていただき、応援していただいて、本当にありがとうございました。


ティアハイムで亡くなった子はケリーが初めてです。
今までは私の自宅に、ご縁の遠い子をいつも3~4頭は抱えていました。
一人で看取り、一人で見送り・・・
ひっそりと旅立っていきました。

これからも、ご縁は遠いけれど、最期を看てあげたい子たちがいたら、またティアハイムで暮らすことになるかも知れません。
センターで見送るよりは、手元において看取りたい。
このような活動の中で、キリがないことと思われる方もあるかも知れませんが、たとえ一握りでも差し出せる手があるなら、お世話をしたいと思っています。


ケリー、安らかに・・・。
来てくれて、ありがとうね。