少しバタバタしておりましたら、あっという間に10月下旬。
ブログに書きたいことが沢山あるのに、遅々として進みません。
申し訳ありません。

ずっと私がフル回転で動けない中でも、役員&スタッフの皆様のおかげで、毎日、引取検討~搬送~医療措置~預かり~里親会~フリーマーケット~事務局のお仕事~アルマは動いております。
見事な連携プレーで千葉センターシュナMIXたち17頭の引取も終わり、その後も各センターからの引取が続きます。


そんな中、10月10日、さいたま市動物愛護ふれあいセンターから1頭のダックスの引取がありました。
この子は飼い主持込で、ヘルニア再発、夜中に吠える声かうるさくて困る・・・そんな理由だったと思います。
スタッフのはちべぇさんが撮ってきてくださった動画では、後ろ足が多少は動いているようで、足を引きずりながらも歩いているようでした。

センターから引取検討依頼が来ましたが、下肢麻痺のダックス♀くりが3年かかってやっとトライアルへのご縁をつかんだところで、ダックス♀ルルも先日オペを終えてリハビリ中。
そんな中で、ヘルニア再発の子を引き取ることは悩ましい問題です。

少し考える時間をくださいといっている間に、「歩けなくなった」と連絡が入り・・・もはや、見送るか引取するのか、大きな決断をしなければいけなくなりました。
命を繋ぐということで引取をすることは簡単ですが、その先のことを考えないといけません。
手術適応なのか、預かり先はあるのか、リハビリは・・・そしてご縁はあるのか?
私自身はどんな子でもお世話をする気持ちはありますが、そうはいっても限界があり、手のかかる子が1頭増えたら、その分、短期の預かりも支障が出てきます。

いろんなことを考えながら、先日手術に踏み切ったルルのことが頭をよぎり、今が足の回復も含めて助けられる最後のチャンスと思い、引取をしました。

翌11日に協力病院でヘルニアの手術
そして20日退院しました。


ダックス♂ウォーク 

ウォークのことは改めて詳しく書きますが、今は、立つことも、なんとか歩くことも出来て、尻尾も振っています。
持ち込まれた時と変わらない状態かといえば、それに近いのですが、さらによくなることを期待しています。


ダックス♂ウォーク 

左後肢のほうが弱いのですが、結構、右後肢はしっかりしています。
長い尻尾も振っています。

トイレは意識して出しているようにも見えますが、動いていると出てしまうことも。
やはり排泄障害はあると思いますが、麻痺により筋肉の緊張があるため、圧迫排尿より、自然に出るほうがよいかも知れないとのことでした。

吠えて困るとの飼い主申告でしたが、甘え鳴き程度の吠えで、たいしたことはありません。
センター引取時、たった4.7キロで、通常7キロサイズの骨格なので痩せすぎで可哀想だと病院の先生もおしゃっていました。
足の爪は伸び、足裏も毛が伸び、からだ中、毛玉でいっぱい。
ネグレクトの末の持込であることは明白です。
一度はヘルニア手術までして、手をかけた子だと思います。
人間の生きる事情も変わることはあるでしょうが、どうして?と思ってしまいます。


~我が家の覚書
柴♀メイ 10月14日 避妊手術
ダックス♀埼玉10月9日引取 10月20日入院→22日避妊手術予定
ハスキー♀シンディ 10月21日 避妊手術&乳腺種切除