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【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その4】
【アルマ動物病院】が併設している 二次診療施設 アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター🏥
長谷川院長のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)講座 です
【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その4】
クッシング症候群の診断方法
副腎皮質の糖質ホルモン(主にコルチゾル)の大きな作用はストレスの軽減となります。
このホルモンが過剰分泌しているクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)は、発症から診断、治療に至るまでストレスの影響を考慮する必要があります。しかし、ストレスは数値化することができません。
このことがクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)の診断を難しくしていると考えています。
尿中コルチゾル/クレアチニン比(UCCR)はほとんど全てのクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)を陽性判定しますが、他の病気やストレスの影響でも陽性判定が出ることがあるため、これ検査の陽性判定のみでクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)を診断するのではなく、他の検査を組み合わせて診断をします。
反対に尿中コルチゾル/クレアチニン比(UCCR)で陰性判定であればクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)ではないこという診断が下すことができます。
そして他の疾患を検討することになります。
低用量デキサメサゾン負荷試験(LDDST)とACTH刺激試験(ACTHst)はどちらが優れた検査であるかは現在でも論議されています。
低用量デキサメサゾン負荷試験(LDDST)は検査が長時間となるためにストレスの影響を受けて陽性判定となることがあります。
また診断基準においても両者ともにグレーゾーンとよばれる判定困難な領域があり、どちらの検査でも確定診断をできないことがあります。
この要因としては数値化できないストレスが大きく影響していると考えられます。
さらに、このストレスの影響度合いは、個人差とともに飼育環境を含めた地域性が関与していると考えています。
私も以前低用量デキサメサゾン負荷試験(LDDST)を行っていたことがありますが、ストレスの影響により陽性判定がとても多かった印象があり、現在はACTH刺激試験を主に行っています。
いずれにしてもクッシング症候群は臨床症状、各検査所見を併せて診断を下すことになります。
もし“うちの子”がクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)で不安なことがありましたら、是非一度アルマ動物病院へご相談ください。
かかりつけの先生からのご紹介、飼い主様からの直接のご相談もお受けしています。
◆遠方にお住まいの方には糖尿病・内分泌病の遠隔診療(オンライン診療)を行っております。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
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※糖尿病・内分泌病の治療を行っていない ”うちの子”(犬・猫)の一般診察・予防診療・健康診断などの一般診療もお受けしています!
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副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)診療
副腎皮質機能低下症(アジソン病)診療
甲状腺機能亢進症診療
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食事、血糖コントロール・インスリン接種・投薬など 現在の糖尿病治療、内分泌病治療にご不安や不明な点をお持ちでしたら
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専用駐車場は以下の内容を熟読の上 ご利用くださいますようおねがいいたします
当院では駐車場内での事故・盗難などにつきましては一切の責任を負いません。ご了承ください。
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【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その3】
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長谷川院長のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)講座 です
【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その3】
クッシング症候群と診断されたワンちゃんへ 2.
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)を診断するきっかけ
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)は以下のような症状を認めた際に、検査を行って診断をすることになります。
もっとも一般的に認められる症状としては、多飲多尿、多食、皮膚疾患などですが、どれも必ず見られるわけではありません。
また症状が緩徐に進行するとその変化に気づけずに見過ごされることもあります。
一方、最近多いパターンとしてクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)の症状が認められていない(認識されていない)にもかかわらず、定期検診による血液検査にて肝臓系項目(特にアルカリフォスファターゼ:ALP)の上昇や高脂血症(コレステロールや中性脂肪の上昇)などにより本症を疑われることがあります。
<よくみられる副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の症状>
多飲多尿 80-85%
多食 80-90%
体幹肥満 90-95%
(腹囲膨張 肝腫大 筋力低下)
内分泌脱毛
パンティング
高血圧 50%
心不全
糸球体腎症
蛋白尿 75%
網膜剥離
<ときにみられる副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の症状>
沈うつ・無関心 75-85%
皮膚疾患
感染症・膿皮症 55%
面ポウ 5%
菲薄化 13%
皮膚色素沈着
発毛遅延・不全
尿失禁
糖尿病
<まれにみられる副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)の症状>
血栓塞栓症
靱帯断裂
顔面神経麻痺
偽筋緊張症
睾丸委縮
断続的無発情
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)を診断するための検査
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)の診断方法は主に3つの検査があります。
1. 尿中コルチゾル/クレアチニン比(UCCR)
尿中に排泄されるコルチゾルとクレアチニンを測定して、その比率を算出する。
尿を採取して測定をするだけため手軽に行えるスクリーニング検査として使用されています。
ストレスにより尿中へのコルチゾル排出量が容易に上がってしまうため、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)でない症例でも陽性反応が出ることがあり、注意が必要です。
このため採尿はストレスをかけないように必ず自宅で行うようにします。
診断基準
<1.98 クッシング症候群ではない
1.98-3.77 グレーゾーン
>3.77 クッシング症候群の可能性
2. 低用量デキサメサゾン負荷試験(LDDST)
副腎皮質ホルモンのデキサメサゾンを投与して、投与前と4時間、8時間後のコルチゾルを測定する。
分泌過剰症に対しては”分泌を抑えられるか"という検査方法がもっとも信頼性があるといわれ、この方法が欧米ではクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)のゴールドスタンダードといわれています。
長時間にわたり拘束しなければならない検査のため、ストレスが影響することがあります。
診断基準
4,8時間ともに<1.4 µg/dL クッシング症候群ではない
4,8時間どちらか≧1.4 µg/dL グレーゾーン
4,8時間ともに≧1.4 µg/dL クッシング症候群
判定基準を1.0 µg/dLとすることもあります。
3.ACTH刺激試験(ACTHst)
副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)を投与して、投与前と1時間後のコルチゾルを測定する。
この試験は低用量デキサメサゾン負荷試験(LDDST)とは逆に"最大分泌量はどれだけあるのか"という試験になり、本来は分泌低下症(アジソン病)のゴールドスタンダードな検査となります。
試験時間が1時間と短時間であり、ストレスの影響を受けにくいため、日本では良く行われる検査となります。
副腎皮質腫瘍では反応が悪くグレーゾーン以下となることがあります。
診断基準
<18µg/dL クッシング症候群ではない
18〜25µg/dL グレーゾーン
≧25µg/dL クッシング症候群
もし“うちの子”がクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)で不安なことがありましたら、是非一度アルマ動物病院へご相談ください。
かかりつけの先生からのご紹介、飼い主様からの直接のご相談もお受けしています。
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【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その2】
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長谷川院長のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)講座 です
【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その2】
今日からワンちゃんのクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)について何回かでお話します。
この頃ご存じの方が増えてきたクッシング症候群という病気。
副腎皮質機能亢進症、HACともいわれ、副腎皮質ホルモンが過剰に分泌されてしまう病気です。
そもそも副腎皮質ホルモンてどんなホルモンでしょう。
いわゆるステロイドホルモン(剤)といわれ、抗炎症作用から炎症を鎮める塗り薬に入っています。
このほかにも免疫抑制作用などいろいろな作用がありますが、もっとも重要な作用に抗ストレス作用があります。
つまり、精神的、肉体的なストレスを中和する作用となります。
私はこの病気を現代病として捉えていますが、最近増えてきています。
なぜ増加しているのでしょう。
昔のワンちゃんはほとんどが、軒先で飼われていました。
そして、家族との関わりは家人の出入り、散歩、食事などに限られ、感情の起伏はほとんどありませんでした。
最近のワンちゃんはどうでしょう。
ほとんどは家の中で家族と一緒に暮らし、家族とともに喜怒哀楽を享受しています。
悲しいこと、つらいことは勿論ですが、実は嬉しいこと、楽しいこともストレスとなります。
つまり、感情の起伏が強いこの環境はとてもストレスフルで、身体は副腎皮質ホルモンを必要とし、分泌がどんどん増加していく
ことになります。
人の副腎はとても強い臓器で、クッシング症候群をはじめとする副腎疾患は特定疾患となっている程発症は少ないのです。
しかし、犬は人ほど強くないのでこの状況がクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)を誘起してしまいます。
このように犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)は増加していますが、もう1つの特徴として、明確な症状の認められないのに診断されるケースが増えていることです。
次回はこの診断についてお話したいと思います。
もし“うちの子”がクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)で不安なことがありましたら、是非一度アルマ動物病院へご相談ください。
かかりつけの先生からのご紹介、飼い主様からの直接のご相談もお受けしています。
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【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その1】
【アルマ動物病院】が併設している 二次診療施設 アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター🏥長谷川院長のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)講座 開講です
アルマ動物病院では、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)の相談(セカンドオピニオン)が増えています。
数年前から増加しているこのクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)ですが、診断、治療は困難なことがあります。
カウンセリングでいらっしゃる症例は大きく分けて2つあります。
-1,クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)の診断を受けたが、ほんとうにそうなのか?-
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)は主に副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の負荷試験をおこない、1時間後の糖質コルチコイド(コルチゾル)が上昇していることで診断を行います。
しかし中にはほとんど症状が見られない症例もあり、かかりつけの先生も悩まれることになり、アルマ動物病院にセカンドオピニオンでいらっしゃいます。
-2,クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)の治療を受けているが良くならない-
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)の症状が強く出ている症例で、治療に対する反応が乏しく、状態が悪化している症例です。
2のパターンでは治療の好機を既に逃していて、強い治療に耐えられなくなっていることがあります。
どうやったら治療をできるのかを探っていますが、もっと早く治療を変更することができれば、救えたかもしれないとも思っております。
これが動機となってクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)の講座を始めることにしました
【アルマ動物病院 クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)講座その1】
クッシング症候群は副腎皮質機能亢進症(HAC)ともいい、副腎皮質から糖質コルチコイド(コルチゾル)が過剰分泌されることにより引き起こされる疾患です。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症(HAC))には下垂体性(PDH) と副腎原発性(AT)の2つのタイプがあり、小型犬ではPDH、大型犬ではATが多いといわれています。
下垂体性(PDH) は、下垂体から分泌される副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が何らかの原因により過剰分泌することで、副腎皮質からのコルチゾルの生産・分泌が過剰となります。
通常副腎は幅が4~6mmですが、多くの場合左右両方が腫大(8mm以上で異常といわれています)します。
しかし、中には腫大しないこともあります。
副腎原発性(AT)は、左右どちらかの副腎が腫瘍化して大きくなり、コルチゾルを過剰に生産・分泌するようになります。
腫瘍化した副腎は10cm以上になることもあり、反対側の副腎は逆に縮小します。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)の症状は主に多飲多尿(PU/PD)、多食、体幹肥満、四肢骨格筋の廃用萎縮となっていますが、副腎皮質ホルモンは身体のほとんどの臓器に対して多くの役割を担っていますので、ホルモンの過剰状態であるクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)では、実に多彩な症状が出現することになります。
そして、それぞれの役割に必要なホルモンの量には差があり、そこには個体差も存在するため、症状の出現・程度には個体ごとに差が出ます。
増え続けるクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)・・・
副腎皮質ホルモンには2つあり、糖質ホルモン(コルチゾル)と鉱質ホルモン(アルドステロン)があります。
このうち糖質ホルモンは血糖値を上昇する役目の他に、ストレスを中和する、抗ストレスホルモンとして作用しますが、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)はこの糖質ホルモンの過剰分泌状態となります。
40年近く前、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)は大学でもたまに見かける程度の珍しい病気でした。
それが今では犬の内分泌疾患では一番の発症率となって、アルマ動物病院のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)はそのほとんどがもともと通院されていた“生え抜き”ばかりです。
昔の犬の多くは軒先にいて、主な仕事は“玄関の番”と“お見送り、お出迎え”であとは寝てるだけでした。
最近の犬はほとんどが家の中にいて、飼い主の喜怒哀楽を享受しています。
この喜怒哀楽は全てがストレスとなりますので、最近の犬はとてもストレスフルな毎日を送っていることになるのです。
実はヒトの副腎はとても強いようで、クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)は珍しく特定疾患となっています。
以前東京女子医大の研究室に出入りしていた頃に、“犬はクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)が多い”という話をしたら、珍しがられてレクチャーを依頼されたほどです。
ですからヒトはこのストレスフルな生活を送ることができているのですが、犬はそうはいかなかったのでしょう。
このため犬のクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症、HAC)が増加し、今後も増加し続けるものと考えています。
もし“うちの子”がクッシング症候群(副腎皮質機能亢進症・HAC)で不安なことがありましたら、是非一度アルマ動物病院へご相談ください。
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アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
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甲状腺機能低下症4-アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター <内分泌病辞典>-
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1530061 東京都目黒区中目黒4-4-2-102
TEL:03-6412-7760
二次診療施設<アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター>を併設しています。
糖尿病をはじめとするホルモン疾患の治療とご家族のお悩みを一緒に解決できるように診療をおこなっております。
内分泌病
ホルモンとはからだのいろいろな臓器から分泌されて、血流に乗って目的の器官に運ばれて生命機能を維持するはたらきをもつ重要な情報伝達物質であり、このホルモンを分泌する臓器を内分泌器官といいます。おもなものとして下垂体、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)、膵臓、副腎、卵巣、精巣などがあります。これらの内分泌器官に不具合が起きて、症状が見られるのを内分泌疾患(病)といいます。
犬猫の主な内分泌疾患
糖尿病
甲状腺機能低下症
甲状腺機能亢進症
副腎皮質機能低下症
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上皮小体機能低下症
上皮小体機能亢進症
アルマ動物病院 糖尿・内分泌病センター<内分泌病辞典>
甲状腺機能低下症 | アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター | 目黒区 中目黒 糖尿病 アジソン病
<甲状腺機能低下症>
-甲状腺機能低下症はどうやって診断するの?-
症状から甲状腺機能低下症を疑うことにより、血液検査、内分泌検査、画像検査を行って診断を行います。
血液検査では高脂血症(おもにコレステロールの上昇)も甲状腺機能低下症を疑うきっかけとなり、甲状腺機能低下症の7〜8割で認められます。
しかし、高脂血症は特発性(家族性)、胆嚢疾患でもみられますので鑑別が必要となります。
内分泌検査では甲状腺ホルモンのT4(総分泌量)、fT4(遊離型)と甲状腺刺激ホルモンのTSHを測定することができ、甲状腺機能低下症ではT4、fT4は低下し、TSHは上昇します。
ただし、以下の点で診断の際には注意する必要があります。
1、クッシング症候群、糖尿病、腎不全など他の疾患などでも甲状腺ホルモン(特にT4)は低下することがあります。
(これらを総称してEuthyroid SickSyndrome : ESSとよびます)
これらの疾患などの存在を判定する必要があります。
2、TSHは甲状腺機能低下症の発症により上昇(負のフィードバック機構の働きによる)しますが、時間が経過すると正常範囲まで低下してしまうことがあります。
以上から測定の際には2つ以上の項目(T4+TSH あるいはfT4 +TSH)を測定して診断の精度を上げるようにします。
-甲状腺機能低下症の治療はどうやってするの?-
甲状腺ホルモン製剤のレボチロキシンを内服することによる内科的治療が主体となります。
服用量は個人差があり、多量になると高血圧症などの副作用を引き起こすため、定期的に甲状腺ホルモンの測定を行い調整する必要があります。
元気消失・運動不耐、低体温などの症状は1~2週間で、脱毛などの皮膚症状は2~4ヶ月でそれぞれ回復がみられます。
甲状腺機能低下症は見過ごされることが多い疾患のため、中年齢以降では定期的な健康診断などに甲状腺検査を加えることで、診断の機会を増やすことが必要となります。
甲状腺機能低下症の治療は終生の内服薬による内科療法となりますが、多くの症例では元気を取り戻し、発毛もしてくるなど、本来のポテンシャルの高さに驚く飼い主様がたくさんおられます。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターではたくさんの甲状腺機能低下症を診察しておりますので、甲状腺機能低下症の診断を受けたり、疑いがある場合には是非御来院ください。
★アルマ動物病院の“春の血液健康検査”には「甲状腺機能検査」が2項目含まれています!
甲状腺機能低下症の多くは8歳以上の中~高年齢で発症しますが、若齢でも発症することがあります。
この機会に是非一度専門病院で検査してみませんか?
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狂犬病予防接種・春の血液健康検査・予防薬のプレゼント企画・ALMAっ子カレンダー
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<甲状腺機能低下症>
-甲状腺機能低下症はどんな原因で発症するの?-
甲状腺機能低下症の原因にはリンパ球性甲状腺炎と特発性甲状腺萎縮の2つがあります。
リンパ球性甲状腺炎は若齢から中年齢に多くみられ、自分の免疫が甲状腺を攻撃してしまう、自己免疫疾患から炎症を引き起こします。
特発性甲状腺萎縮は中年齢から高年齢にみられますが、発症の要因はまだはっきりと分かっていません。
いずれの原因でも診断時に甲状腺は重度に萎縮しています。
-甲状腺ってなに?-
のど(気管)の両脇にある一対の器官で、おもな働きとして、熱産生、血圧調整、血糖上昇などを行っています。
甲状腺機能低下症は見過ごされることが多い疾患のため、中年齢以降では定期的な健康診断などに甲状腺検査を加えることで、診断の機会を増やすことが必要となります。
甲状腺機能低下症の治療は終生の内服薬による内科療法となりますが、多くの症例では元気を取り戻し、発毛もしてくるなど、本来のポテンシャルの高さに驚く飼い主様がたくさんおられます。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターではたくさんの甲状腺機能低下症を診察しておりますので、甲状腺機能低下症の診断を受けたり、疑いがある場合には是非御来院ください。
★アルマ動物病院の“春の血液健康検査”には「甲状腺機能検査」が2項目含まれています!
甲状腺機能低下症の多くは8歳以上の中~高年齢で発症しますが、若齢でも発症することがあります。
病気は早期発見・早期治療が大切です。
早期発見には定期的な健診を!
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(採血も腹部&心臓超音波検査も耳洗浄なども)
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※糖尿病・内分泌病の治療を行っていない ”うちの子”(犬・猫)の一般診察・予防診療・健康診断などの一般診療もお受けしています!
二次診療アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター
診療内容
糖尿病診療
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)診療
副腎皮質機能低下症(アジソン病)診療
甲状腺機能亢進症診療
甲状腺機能低下症診療
食事、血糖コントロール・インスリン接種・投薬など 現在の糖尿病治療、
内分泌病治療にご不安や不明な点をお持ちでしたら
是非一度 アルマ動物病院へご相談ください。
詳しくは当院ホームページをご覧ください
東京都目黒区中目黒4-4-2-102
甲状腺機能低下症3-アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター <内分泌病辞典>-
アルマ動物病院から休診のお知らせです
5/5(月)-5/8(木) 終日休診とさせていただきます
お薬(飲み薬、インスリン)、針、フードなどの残量確認をお願いいたします。
また必要な方は4月15日頃を目安に 余裕を持ってご注文くださいますようお願いいたします。
救急の場合には、TRVA動物医療センターをご利用ください
0368097715 昼間&夜間
※必ず電話にて問い合わせをお願いいたします
アルマ動物病院 https://alma-ah.com/
1530061 東京都目黒区中目黒4-4-2-102
TEL:03-6412-7760
二次診療施設<アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター>を併設しています。
糖尿病をはじめとするホルモン疾患の治療とご家族のお悩みを一緒に解決できるように診療をおこなっております。
内分泌病
ホルモンとはからだのいろいろな臓器から分泌されて、血流に乗って目的の器官に運ばれて生命機能を維持するはたらきをもつ重要な情報伝達物質であり、このホルモンを分泌する臓器を内分泌器官といいます。おもなものとして下垂体、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)、膵臓、副腎、卵巣、精巣などがあります。これらの内分泌器官に不具合が起きて、症状が見られるのを内分泌疾患(病)といいます。
犬猫の主な内分泌疾患
糖尿病
甲状腺機能低下症
甲状腺機能亢進症
副腎皮質機能低下症
副腎皮質機能亢進症
上皮小体機能低下症
上皮小体機能亢進症
<甲状腺機能低下症>
-甲状腺機能低下症はどの器官が悪くなるの?-
甲状腺は喉頭(喉笛)のすぐ下にある左右一対の器官で、片側の大きさはおよそ長さ16~24mm×高さ3~6mm×幅3~6mmとなっています。
甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌しますが、その合成にはヨウ素(I)を必要とすること。
濾胞(ろほう)とよばれるホルモンの貯蔵庫があること。
というユニークな特徴があります。
この甲状腺ホルモンの分泌が低下することで甲状腺機能低下症を発症します。
-甲状腺ってなに?-
のど(気管)の両脇にある一対の器官で、おもな働きとして、熱産生、血圧調整、血糖上昇などを行っています。
甲状腺機能低下症は見過ごされることが多い疾患のため、中年齢以降では定期的な健康診断などに甲状腺検査を加えることで、診断の機会を増やすことが必要となります。
甲状腺機能低下症の治療は終生の内服薬による内科療法となりますが、多くの症例では元気を取り戻し、発毛もしてくるなど、本来のポテンシャルの高さに驚く飼い主様がたくさんおられます。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターではたくさんの甲状腺機能低下症を診察しておりますので、甲状腺機能低下症の診断を受けたり、疑いがある場合には是非御来院ください。
アルマ動物病院 糖尿・内分泌病センター<内分泌病辞典>
甲状腺機能低下症 | アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センター | 目黒区 中目黒 糖尿病 アジソン病
ALMA Spring Campaign2025
狂犬病予防接種・春の血液健康検査・予防薬のプレゼント企画・ALMAっ子カレンダー
病気の早期発見・早期治療開始には定期的な健康チェックが大切です!
現在 糖尿病や内分泌病の治療を行っていないワンちゃん・ネコちゃんもこの機会にアルマ動物病院の健康チェックにお越しください
★アルマ動物病院の“春の血液健康検査”には「甲状腺機能検査」が2項目含まれています!
甲状腺機能低下症の多くは8歳以上の中~高年齢で発症しますが、若齢でも発症することがあります。
是非 この機会に専門病院で検査してみませんか?
アルマ動物病院オリジナルカレンダー“ALMAっ子カレンダー”にも是非ご参加ください
2026cal<アットマーク>alma-ah.com
※<アットマーク>を@へ変更してお送りください
2025/8/31まで受付けております。
QRコードはカレンダー受付メールアドレスです
お待ちしております
アルマ動物病院では、診察はほとんど全てを飼い主様の目の前で行っています。
(採血も腹部&心臓超音波検査も耳洗浄なども)
“うちの子”はリラックスして診察を受けることができます
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満開だった桜も葉が目立ち始めました
少し前・・・・しょうたと桜散歩した時の写真です。
さくに続き しょうたも無表情
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一次診療アルマ動物病院
診療内容
一般診療
循環器診療
ワクチン・フィラリア、ノミマダニ予防等
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副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)診療
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甲状腺機能低下症診療
食事、血糖コントロール・インスリン接種・投薬など 現在の糖尿病治療、
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是非一度 アルマ動物病院へご相談ください。
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内分泌病
ホルモンとはからだのいろいろな臓器から分泌されて、血流に乗って目的の器官に運ばれて生命機能を維持するはたらきをもつ重要な情報伝達物質であり、このホルモンを分泌する臓器を内分泌器官といいます。おもなものとして下垂体、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)、膵臓、副腎、卵巣、精巣などがあります。これらの内分泌器官に不具合が起きて、症状が見られるのを内分泌疾患(病)といいます。
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糖尿病
甲状腺機能低下症
甲状腺機能亢進症
副腎皮質機能低下症
副腎皮質機能亢進症
上皮小体機能低下症
上皮小体機能亢進症
<甲状腺機能低下症>
-甲状腺機能低下症はどんな症状がでるの?-
甲状腺ホルモンはほぼ全身の臓器に作用するため、症状も全身的にあらわれます。
しかし、全てが必ず出るわけではなく、しかも徐々に現れることと、老齢にともなう変化(老化現象)とも似ていることから、わからずに見過ごされてしまうことがあります。
主なものとしては、元気消失・運動不耐、低体温・温かいところを好む、体重増加、便秘、脱毛(特に尾部の脱毛をラットテールとよぶ)・皮膚肥厚、そのほかに悲劇的顔貌とよばれる顔面のむくみ(粘液水腫)などがあります。
それほど食べていないのに太ってくることで気づかれることもあります。
症状・所見:
発病・進行は緩徐なため進行するまで気づかれないことが多い。
甲状腺ホルモンの補填により劇的な改善がみられる。
・基礎代謝率低下
元気消失(歩行、起立困難・嫌がる)倦怠、不活発、運動不耐性、体重増加、肥満
低体温、寒冷不耐性
・皮膚被毛
肥厚、乾燥、鱗片、脂漏(特に四肢)、色素沈着
被毛粗剛、脱毛(ラットテール・尾と体幹)、被毛変化
粘液水腫、上眼瞼、口唇の肥厚、ムコ多糖の大量沈着による
→悲劇的顔豹
・眼
角膜脂質(Ca)沈着、角膜潰瘍、ふどう膜炎
・中枢神経系(CNS)、神経筋
知能発育不全(クレチン病)、旋回、斜頸、顔面神経麻痺、運動失調、下位運動ニューロン
(不全)麻痺、筋衰弱
・循環器、腎臓
徐脈(βアドレナリン受容体減少)
循環血液量低下(アルドステロン反応低下によるNa喪失にともなう水分喪失)
低血圧→時に昏睡
腎血流量低下、尿への排泄量(GFR)低下
・消化管
便秘、食欲低下(運動低下による)、食道拡張
・血液
貧血、高コレステロール血症、低ナトリウム血症
甲状腺機能低下症は見過ごされることが多い疾患のため、中年齢以降では定期的な健康診断などに甲状腺検査を加えることで、診断の機会を増やすことが必要となります。
甲状腺機能低下症の治療は終生の内服薬による内科療法となりますが、多くの症例では元気を取り戻し、発毛もしてくるなど、本来のポテンシャルの高さに驚く飼い主様がたくさんおられます。
アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターではたくさんの甲状腺機能低下症を診察しておりますので、甲状腺機能低下症の診断を受けたり、疑いがある場合には是非御来院ください。
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内分泌病
ホルモンとはからだのいろいろな臓器から分泌されて、血流に乗って目的の器官に運ばれて生命機能を維持するはたらきをもつ重要な情報伝達物質であり、このホルモンを分泌する臓器を内分泌器官といいます。おもなものとして下垂体、甲状腺、上皮小体(副甲状腺)、膵臓、副腎、卵巣、精巣などがあります。これらの内分泌器官に不具合が起きて、症状が見られるのを内分泌疾患(病)といいます。
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糖尿病
甲状腺機能低下症
甲状腺機能亢進症
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今回から<甲状腺機能低下症>についてお話します
-甲状腺機能低下症はどんな病気?-
甲状腺機能低下症は副腎皮質機能亢進症に次いで多い犬の代表的な内分泌疾患であり、多くは8歳以上の中~高年齢で発症しますが、若齢でも発症することがあります。
甲状腺機能低下症はヒトの橋本病に似た病態となり、甲状腺は萎縮してホルモン分泌が低下します。
甲状腺機能低下症の症状は特定のものはなく、「老化現象」として捉えられていることが多いため、治療を行われず放置されてしまうこともあります。
甲状腺機能低下症はどんな犬種に多いの?-
グレートデーン、コッカースパニエル、ダックスフント、アイリッシュ・セター、シェトランドシープドッグ、エアデール、ボクサー、ミニチュア・シュナウザー、プードル、ポメラニアン、ゴールデン・レトリバー、ドーベルマン・ピンシャー、柴犬となり、小型犬から大型犬までほとんどの犬種にわたります。
甲状腺機能低下症は見過ごされることが多い疾患のため、中年齢以降では定期的な健康診断などに甲状腺検査を加えることで、診断の機会を増やすことが必要となります。
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アルマ動物病院/アルマ動物病院 糖尿病・内分泌病センターならでの充実した検査内容の“春の血液健康検査”
通常コース ¥12,000-+tax
検査項目:
血球検査・生化学15項目・電解質・糖化アルブミン(GA)・甲状腺機能検査2項目(T4FT4)・犬シスタチンC /猫SDMA・フィラリア抗原
Youngコース ¥6,000+tax
※甲状腺機能検査を含まない ヤングコースもあります。
検査項目:
血球検査・生化学15項目・電解質・糖化アルブミン(GA)・犬シスタチンC /猫SDMA・フィラリア抗原
別途 診察料、採血料がかかります。
超音波検査、尿検査、糞便検査、レントゲン検査など そのほかの検査もお気軽にご相談ください❣️
もちろん!問診・触診・聴診 しっかり行います🥼🩺
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アルマ動物病院のスタッフこまり
今年は在宅勤務多めですが、定期検査のため病院へ
身体測定・触診・聴診・採血・・・
今回は超音波検査(エコー検査)も受けました
一緒に検査を受けていれば笑顔。。。少し離れると。。。
“ちゃんと居る?”
目があえば エコー中も笑顔
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