こんにちは😊あるまです。
このところ、利他の精神ってなんだろうと考えていた。
イメージ的には、自分を犠牲にしても他人の為に行う精神、といった感じだったが、そうではない事に気付いた。
自分の行いは、必ず自分に帰ってくる。
「お先にどうぞ」「ありがとう」
「次はあなたの番ですよ」「ありがとう」
気持ちのいい光景が浮かびませんか。
利他の精神で動けば、自利に繋がるという事だろう。
「天につばを吐く」
嫌な事をしたら、それも自分に帰ってきますね。
日本人は根底に利他の精神が根付いている民族だと思うんです。
日々の生活の細々した所でも、なんとなく相手が好まないだろうなと思うような言動を避けるとか、一緒にご飯を食べていて、最後の一つを「どうぞどうぞ」と譲り合うとかも利他の精神ですよね。
渋谷のスクランブル交差点で、多方向から一斉に人が歩き出しても、人にぶつかる事はほとんどありません。
これって外国人には信じられない事なんだそうです。
日本人の根底にある利他の心が、他を意識した時にうまーく作用して、他を不快にしないように身体が動くんじゃないかなぁなんて思います。
世界に類を見ない民族なんですね。
思いやりの心を持った素晴らしい民族ですよね。
よく、日本は遅れているなんて表現を聞きますが、外国の価値観で量る必要は無いんです。
国連が発表している幸福度ランキングが日本は低い。
でもこれは、この調査が日本人の意識に合わないかららしいですよ。
イエスノーではっきり答えられる事って少ないですよね。
「どちらでもない」とか「わからない」とか「そういう場合もあるが…」なんてことが多いんじゃないですか。
そういった回答がこの調査ではマイナスに捉えられるんだそうです。
だから評価としては低くなる。
そしてその結果だけが公表されるものだから、日本人は幸福度が低いんだと自ら思い込んでしまうんですね。
日本は日本なりの価値観や方法で豊かな社会を作れると思うんです。
そう、利他の心があるから。
評価なんて価値観が違えば良くも悪くもなる。
そんな事は昨日に置いて来て、今目の前にいる人達と幸せを感じていきたいですね。