ロストジェネレーション
最近朝日新聞の一面でロストジェネレーションという連載をしていて、なかなか面白いです。
特に昨日の記事は面白かった。フィギュアとメイドカフェにはお金を使う事を結婚より優先させる男性とか、自分より経済基盤が遥かにしっかりしている男性としか結婚したくない女性とか。
需給ギャップが大きいのは確かですが、それ以上に男女の欲求が齟齬していますね。女性が社会的な地位を向上してきたということは、相対的に男性の社会的地位が低下したということで、男性がそれに対応するにはより高い社会的地位か、社会的ではない今までとは異なる個人としての地位を上げなければならない。
その意味で、家庭にあって男性が父親としてのポジションを上げていくのは必然だし、それが出来て且つ社会の中でもそれなりの立ち居地を持てる男性が魅力的なのは明らかです。この場合、それなりのレベル、と言うのも微妙ですが、必ずしも社会的な地位が突出する事はそう求められていないように思える。
課題は独身者同士の関係です。社会という中でどうやって男性のポジションをあげるのか、それを見せられるのかです。女性に何かをプレゼントする事も大事ですが、自分に御褒美という女性が増えている中では、言い方は悪いですが、収入を背景に女性の上位に立つのは相当高い収入を持つ一部の人達だけで、それは独身女性が求める結婚相手の理想収入からもわかる。
昔の女性の多くは、そこで妥協してでも結婚せざるを得なかったのですが、今は結婚しなくても良い。となると、男性としてはお金や社会的ポジションではない魅力が必要です。うまく言えないのですが、収入に絡まないことをまじめにやって、それが社会と関わってリーダーシップを取っている、というようなことが大事になるのではないでしょうか。
そう考える理由の一つは、いわゆる収入の高い人達は、それ故に社会の中で交流が広く、活動の幅が広く、それが更に人としての魅力を大きく見せていると思うのですね。そうであるならば、社会的なステータスはともかく、自分の周りの活動を少し広げると言う事が、収入を問わず大事ではないかと思うのです。