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個人消費の個人的変化


最近の自分の消費内容を見直してみたのです。
携帯をGSM対応の物に買い換えた(中国でも日本でも使えるように)、電子辞書を買ったり、以前より髪を切る頻度が上がったり、マッサージに行ったり。
気が付いたのは、物を買う部分もありますが、サービスを買う消費が増えてきているのです。
何故かと考えてみると、上限がないからだと思いついたのです。
つまり、食事なんて一日に食べられる量なんてタカが知れています。服や電化製品や、金持ちなら車や時計も最後は同じです。
でも、サービスって受ける上限がないんですね。私の場合マッサージが好い例なのですが、そもそも受けたい頻度に対して圧倒的に受けれていません。つまり量の不足があります。
一方で、受けるにつれてより心地よい物を求めます。つまり質の向上を求めるのです。
次に、体がほぐれたら心もほぐしたい、と思います。そこには別のサービスが発生します。それを付加価値として持っているところに今度は行くでしょう。
つまり、お金の使い先が物から、その時間を以下に過ごすか、に移っているのです。
その違いを生むのは付加価値、サービスの違いです。そこには知恵の集積があります。
工業的に考えると、付加価値というのは機能の差別化です。それを生み出す為に頭を絞る。サービスも同じで、お客様に満足してもらう為に頭を絞る。

こう考えると、生産性向上とは以下にレベルの高いサービスを付加するか、という点につきます。それは価格の変化ではなく、質の変化を伴う。今の景気判断にこの質の変化がどの程度取り入れられているのか、と思います。
言い換えればこうです。個人消費が伸びていない、つまり物が売れていない。では、物からサービスへシフトしたお金がどの程度あって、そこで受けられるサービスにはどの程度の変化があったのか、と言う事です。
その変化が実は大きくて、今までの状況を経験してる人達の感覚は現実から齟齬しているのではないか、と思います。