CEATEC
もう終わってしまいましたが、CEATECに行ってきました。
今年は、去年までは使っていなかった9-13ホールも使っての拡大開催。
五日間で20万人を超えたようです。
すごい規模ですな。
今年も各社派手でしたが、印象に残ったものを書いてみます。
ディスプレイ関係
注目はシャープの厚さ2cm液晶と、ソニーの有機ELでしょうか。
ソニーの有機ELは27インチも出ていましたが、量産されるのは11inchで20万円。
誰が買うんでしょうか、この値段で、と思う反面、ソニーおたくは確実にいますからね。
ただこの有機ELディスプレイ、この値段でも現状赤字のようです。
説明員に聞いたらそういっていました。27インチも参考出展で、量産化のめどは立っていないとの事。
今後のインチアップのロードマップも無いそうです。
先鞭をつけたのは間違いないですが、それだけって事でしょう。
一方のシャープは、2cm液晶も2010年量産といわれていますが、
裏面見てみると中はテープで張ってあったり、回路が斜めだったりと、
まだ試作レベルで量産設計には程遠いよう。
厚さ2cm化出来た一番大きな要因はLEDバックライトのようですから、
つめは今後なんでしょう。
この二点、確かに注目すべきですが、ディスプレイ関係自体がそろそろおなかいっぱい状態な気もします。
ブルーレイ
日本はブルーレイで決まりかな。
ただ世界で見ると、中国がHDベースの独自規格を作る動きがあったり、それをサポートする動きが日立以外にもあったりと、まだ目が離せない感じ。
どちらにしろ記録密度からいって、次世代光メディアは映像用途がメインでしょうから、ソフトとの連携が鍵になります。
ムラタセイサクくん
例の自転車小僧です。
自転車に乗って走るだけですから、そろそろ飽きてきた。でもブースは大盛況でした。世間的にはまだ飽きられていないのかな。
部品関係
薄型、高周波、高出力、高速化の波は変わらず。まあ、そうでしょう。セットの要求がそうですから。例年より電池関連が目立った気がしました。セットメーカーはインフラの変化を織り込まないのに、部品メーカーはインフラの変化を提案しているあたりに今の日本の製造業が抱える構造が見えるようで、面白い発見でした。
今回は説明員もやったので、二日ほど行きました。初日の方がビジネスっぽくって、周り心地が良かったな。二日目は金曜日だったのですが、カメコが多くて、別のイベントみたいでした。まあ、なんにしろ活気があるのは良いことですが。
全般の印象として、景気は悪くないなあ、と。出展にも技術にも各社気合が入っている。
気になる点があるとすれば、どこか夢の無い技術が多いなあという点と、世界という視点で見たときにどの程度これらの製品群が通用するのだろうかという点です。携帯は良い例ですが、高機能でも世界で通用するという保証は無い。むしろ、それぞれの地域にあった製品を出したほうが良いこともある。そうなると、今後縮小する日本にあった製品はどんどん少なくなるはずです。その辺はどう考えているんだろう。もしかすると、夢が無いと思ったのは、日本をベースにした夢の技術というものが減ってきただけで、世界的には夢がどんどん実現しているのかもしれません。