ラーメンの値上げ
ラーメン屋の値上げが相次いでいます。
このお店
は年明けから値上げだそうです。
このお店
は50円、とっくに値上げしています。
一次産品の価格上昇、特に最近の小麦価格上昇は大きいらしい。つまり麺の値上げですね。
自家製麺でも原材料価格の上昇ですか、影響は出ますよね。
一次産品の影響は他にも出ていますから、むしろどうやって差額を吸収していきたのか、むしろ不思議なくらいです。
ただ、こういう目に見える値上げはまだ良いと思うんです。
一部そうではありませんが、多くは今までと同じ品質のものを出す為にがんばっています、という姿勢が見えますから。
たちが悪いのは、価格は据え置いて中身を替えることです。
量を減らす、質を落としてコストダウンして、売価据え置きというやつですね。
例えば、小麦粉の価格が上がったのでよりやすい小麦粉を使うとします。
当然、味は落ちるので、何かしら調整をする。例えば、小麦粉の比率を変える、混ぜ物の比率を変えるなど。
そういうときには、品質維持の為に一つの基準を置くのが普通です。
例えば、麺の湯で加減が普通のときに違いが生じない、とか。
しかしどんなに調整しても、おそらくすべての品質を維持は出来ないと思うのですね。
バリカタでも超柔でも前と同じ味、触感、伸びてゆく加減などを調整しきる事は、不可能に近いほど困難です。
原材料の影響って、本当に製品に残るんですよ。
食品ではないですが、自分の仕事でも経験があります。
厳密には、コストも品質も日々変化しているはずです。
その変化をやめることが、凋落の始まりです。
同じでいる為には変わり続けなければならない、これは業界を問わず真理でしょう。
しかし、吸収できる範囲と出来ない範囲があるならば、出来ない範囲は素直に出しても良いのではないか。
目に見えない改悪ならば、素直に値上げして欲しいと思うのです。
どの程度なら良いというコストとバリューの天秤はありますし、ラーメンは価格的にも庶民の食べ物であって欲しいと思いますが、そこで目に見えない改悪を重ね、自分の好きなものがコストゆえに形を変えてしまうならば、一部の価格転嫁はやむをえないと思うのです。
美味しいものは、美味しくいただき続けたいですからね。