中国産一次産品
中国の原料メーカーから、
中国で出された政策に関する連絡が来ました。
一定以下の生産規模の設備のみ稼動させる。
これは知っていました。
しかし、その他にも生産継続条件がついていました。
六価クロムを含まない
排水基準を満たしている
この二点が基準に入っている事は、私は知りませんでした。
私の印象は、品質や環境を犠牲にして、
一極集中で生産量を稼いでいる中国企業の姿でした。
しかし今後は、量を稼ぐ事によるメリットを品質にまわし、
品質を環境維持に回そうと考えているらしい。
国としてはそうでしょう。
ただそれに地方自治体が従うかどうか、
国がどのように管理するかは別問題です。
中国共産党の言っている通りに進めばめでたい事ですが、
実際可能なのかどうか、かなり疑わしい。
なぜなら、国と地方の利益の乖離と言うのが、
中国では著しく激しいからです。
それが故に中国の環境問題に対して、
技術的にも資金的にも日本が出来ることは、
いまでもそしてこれからも大きいと思う。
しばらく注意深く観察したいと思います。
ちなみに、
中国政府と地方政府の利益の乖離や、
今回の生産規制などに関して、この本を読むとその背景が分かります。
- 興梠 一郎
- 中国激流―13億のゆくえ