和醸良麺 すがり@四条 もつそば | ZERO.blog

和醸良麺 すがり@四条 もつそば

以前から興味があったお店なのですが、四条迄足を伸ばす機会が中々無く行けていなかったお店です。

今回は土曜日の13:00頃訪問。満席で7人程の待ち。普段なら列には並ばない私ですが、この日は雨の中足を運んだ事もあり、並んででも食べてみるかと。当然、期待値はその時点で高まっている訳です。この日のオーダーは食券機の一番分かりやすい場所にあった、このお店の標準と思われるもつそば(780円)を注文。

このビジュアル、非常に美しいと言うか、彩りも配置も良くまとまっていると思いませんか。特に緑色の彩りにネギを使っている、しかも小口切りではないネギと言う所が、京都らしさと個性を示していると思います。
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具は味付けをして焼かれたもつ。ネギ、茹でキャベツ、ニンニクの芽。茹でキャベツは適度に茹でられて食感と甘みが良かったです。もつは味付けがしっかりしていてしかも焼くかあぶるかされており、適度に脂を持っている事もあってかなり濃厚な味わい。スープのベースは豚骨と魚介なのでしょうが、その濃厚さなのかバランスなのかもつの味を移しているのか、いわゆる豚骨魚介とは一線を画す香りと味でした。濃いのに後味が良く後を引く味と言えばいいのでしょうか。麺は全粒粉麺の細麺。ややサクサクした食感と香りが良いですね、全粒粉は。スープとのからみも良く、全粒粉の香りとスープの味わいが程よく攻め込んできます。
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席の前にはいくつかの調味料が置かれています。にんにくかつお、山椒、唐辛子等。にんにくかつおと山椒を試しましたが、にんにくかつおはそれほどニンニクは強くなくほぼ鰹節粉。入れてもスープの味にそれほど変化はありませんでした。それだけベースのスープが濃いと言う事でしょう。山椒は香りが良くなって後半アクセントをつけるには良いかも。でも必須ではない感じで、最後迄何も入れずに食べても飽きる事無く美味しく頂けます。
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お茶はこのようにやかんにジャスミンティーが入れられていて、自分で湯のみに入れて頂きます。
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完食。食べ切って、飲み干したくなるような一杯でした。
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こちらのお店、お店の構造自体も特徴的でした。それに関しては次の記事で。