最近の中国動向 | ZERO.blog

最近の中国動向

景気後退の中でも政策主導の景気回復が著しい中国、そんな中国の最近のニュースの中でも、私が注目したものをまとめてみました。

・中国のゴルフ場が、過去五年で五倍に。
その土地は農地転用が多いため政府は基本的に禁止しているが、一向に増加ペースは落ちないという。個人的な経験から言うと、中国のゴルフ場には現地の中国人よりも、日本人や韓国人が目立ち、特に多いのは韓国人でした。最近のウォン安で若干減っているかもしれませんが、どちらにしろ海外からの観光、もしくは赴任している人達がターゲットです。

これに繋がるかもしれないニュース。

・上海が構造改革、サービス業をメインに。
目玉は上海ディズニーランド誘致らしい。今のところ上海では貿易、工業生産が多いのですが、外需低迷が大きく影響しています。上海のGDPは、第1四半期が昨年同期比3.1%増、第2四半期が7.9%増、第3四半期が9.8%増と、徐々に回復に向かっているものの、産業構造の転換を加速させ、内需拡大を図る必要があるとしたとの事。

ゴルフ場の話とも繋がりますが、つまりは中国はモノづくり立国では限界があるという事だと思います。個人的な経験も含めてですが、製造業に向いている国民気質ではないですから、彼の国民は。手足を動かすものは人に使われるとか言って、自ら手を動かす事を忌む考え方ではモノ作りはできません。
中国の製造業が一気に減るとも思えませんが、今後伸びるのはサービス業でしょう。それが豊かさを加速させ、工業製品の輸入にも繋がる事が予想されます。

・山寨機をハイエンド化?注目集めるミドルウェア
要するに、低価格機を高機能機に見せて高く売ろうという事です。こういうのは中国的ですね、ある意味大好きです。ただし、ソフトの乗せ換えが必要になるので、設計はそれに合わせなければならない。ネットブックでは、いわゆる低価格製品がその要求仕様にコスト的に耐えられず実質撤退した経緯があります。山寨機をスマートフォン化するのも技術的には同様と思われ、山寨機でどこまで対応できるのかは疑問です。中国の低価格戦略も、物まねのに留まっていてはしょせんそこまで、という事でしょう。

中国の規模は侮れないのですが、技術の根っこは海外依存が続くのだろう、そう思わせます。