公定歩合
公定歩合という懐かしい響きの金利が市場を騒がせました。
FOMCが公定歩合を0.5%緊急利下げしました。その成果か、とりあえず昨日終値の段階でDow平均で200ドル以上株式は値を戻した。
私が注目したのは、そのときのアメリカ政府の反応です。スポークスマンが、政府はFOMCの決定を支持し、その独自性を尊重するとコメントした。
これは大事なことです。日本でも日銀は独自性を持ち、日銀総裁は総理大臣でさえ罷免できないという独自の立場を持っている。しかし、1月に利上げ観測が高まったときに、利上げをさせたくない一部政府関係者から出た言葉は、日銀法を改正したって委員だぞと いう稚拙な脅迫でした。
この辺に政府の品格の違いを見る思いです。なんでも自由にすればよいというものではない。しかし、政治から自由でなければならない権力があるのも確かです。安部さんは国家の品格を語る以前に政府の品格を高貴なものに引き上げていただきたいものです。
一週間以上、各国中央銀行はメッセージを出し続け、それでも下げ止まらなかった各国株式市場。それは、メッセージと流動性維持だけでは問題は解決しないからに他なりません。問題が明確になり、その解決に着手するのはいつか。来週はどうなることでしょうか。