二つの中国市場 | ZERO.blog

二つの中国市場

中国がらみのニュースを三つ。

はじめの二つは消費関連。

一つ目は、今年上半期の自動車販売台数が437万台に達したこと。二つ目は、今薄型テレビを持っている人のほぼ半数が、次買い換えるときは外資系メーカーにしたいと考えていること。


薄型テレビの現在の中国メーカーのシェアは62%ほどですまだ強いのですが、今後逆転してくる可能性はある。まあそうは言っても日本でもそうですが、問われた時と行動する時に不一致が生じるのは良くあることです。それは合理的な理由に基づくこともあれば、基づかないこともある。このテレビの買い替えに関して言えば、テレビの買い替えはいくら中国製と入っても初期不良が無ければ10年程度は使える。そのとき中国メーカーのブランド力が上がっていたらどうなるのか。そういう外的状況の変化は組み込んでいませんからね、この類のアンケートは。今の中国の民は、当然のように外国ブランドに対する憧れを持っている、ということでしょう。

自動車の販売台数もすごいですね。普通乗用車が315万台、商用車が130万台。町を見て分かるが、確かに乗用車台数は相当増えています。このペースだと年間800万台も現実的な数字になってきます。これだけ大量に車が売れているとなると、気になるのはその排ガスです。清浄化がしっかりされている車がそれほど多いとは思えないですしね。街中をえらく煙を吐いて走っている車も多い。モータリゼーション、当然の欲求です。ただし、それに伴う環境変化への対応をしっかりして欲しいです。この辺は日本が役立てる最たる部分だと思うのですね。中国にとっても必要な技術だし、その汚れた空気が流れてくる日本にとってもメリットです。政治的、歴史的に相容れない部分もあるのですが、こういう共存できる部分での交流がもっと増えていくことが必要ではないでしょうか。