大奥の奥 | ZERO.blog

大奥の奥

今読んでいるのはこの本なのですが、結構面白い。


鈴木 由紀子
大奥の奥

大奥と言うとドラマでだけは知っていますが、そうは言っても未知の世界なので、全体像を知りたいなあ、と思っていたのです。新書なのでそれほどボリュームがある本ではないですが、分かりやすく大奥の歴史と全体像が載っていて、ところどころ詳細に記述してくれている。今でもそうですが、女性の争いは男性よりも陰湿で、根深いように見える。それは男が直接的な力に頼るのに対し、女性は自分に合った状況を整える事に力を注ぐ為かもしれない。大奥も将軍家の政治そのものだったのだな、と言う部分と、将軍家の生活面を支える女性というのも大変だな、と言う部分とが上手に書かれている。

側室は子供が出来ないと30歳で引退と言うのは始めて知った。まあ、将軍の世継作りが大きな指名だった時代ですから、こういう部分もあるのでしょう。それにまつわる嫉妬ややっかみの話も書いてあって、色々な切り口で読めて楽しめます。

こういう本を読んでおくと、ドラマを見ても違う見方が出来て楽しいかもしれませんね。