相手のことを考える
先日の出張時 に読んだもう一冊の本はこれ。
- 日垣 隆
- すぐに稼げる文章術
まず考えなければならないのは、
どう書くかではなくどう読まれるかだ、とし、
その際の心構えと注意点を説く。
テクニカル的な面はもちろん、
精神論的な面、たとえばひとつの技術を数得するのには1万時間必要とか、
といった点も書いてあって、それぞれに参考になります。
同時に作者は明確な目的意識も持っているようで、
その目的意識とテクニカル面、精神面が折り合わさって、
内容もそうだがその折り重なり方が面白い。
文章術の本として読んで難があるとすればそこで、
時折テクニカルな部分と精神的な部分、
テクニカルな部分と目的意識に基づいた主張が交錯する場面がある。
例えば、参考文の論評に主張の違いでダメ出しする、といった場面。
純粋な技術本として読むとそこが気になるが、
内容自体は中々面白い一冊。