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   ~ヨゾラノカケハシ~



マドンナ
~DEAR Michael~


マイケル・ジャクソンは中西部の郊外で育ちました。私も同じです。
マイケル・ジャクソンには8人の兄弟姉妹がいました。私も同じです。
マイケル・ジャクソンは6歳でスーパースターになり、おそらく世界で最も愛された子供でした。
私は6歳で母を亡くしました。私は彼の方が貧乏くじを引いてしまったのだと思います。



私には母がいませんでしたが、彼には子供時代がありませんでした。
人は何かに恵まれないと、そのものに取り付かれてしまうのです。
私は子供時代を、母親代わりを探すことに費やしました。時々はうまくいったものです。
でも、生涯を通じて世界中から監視されている場合、どうやって子供時代を再現すればよいのでしょう?



マイケル・ジャクソンが、世界が知り得る最高の才能の持ち主だったことには、疑いの余地はありません。 早熟な8歳の彼の歌声に、胸が締め付けられるような思いをしたり、F・アステアの優雅さとM・アリのパンチ力を持ち、彼の音楽は幾重にも重なる魔法のようです。
踊りたくなるだけでなく、大空を舞い、どんな夢でもかなえられる気になります。
それがヒーローの役目。マイケルはヒーローでした。



世界中のスタジアムでパフォーマンスをして、何億万枚も売上げ、首相や大統領と食事をして。
女の子も男の子もみんな彼に夢中になり、誰もがそのダンスに憧れました。
別次元の人のように思えましたが、彼も一人の人間。例に漏れず、シャイで不安定でした。 


私は彼と親しかったとは言えないけど、1991年に彼を知ろうと思い、食事に誘ったのです。
「支払いも運転も私。二人きりで」と。彼は警護もつけず、一人で家に来ました。
レストランには私の車で。サングラス姿の彼に言いました。
「リムジンと話してるみたい。サングラスを外して目が見えるようにしてくれない?」と。
彼は少し考えると、窓からサングラスを投げ、ウィンクして言いました。
「見えるようになった?これでいい?」



彼の繊細さと魅力が見えた瞬間でした。その後、私は彼にフライドポテトを食べさせ、ワインを飲ませ、悪い言葉を言わせました。彼がしないようにしてきたことをさせたの。その後は自宅で映画を観ました。子どものようにソファに座り、映画の途中で彼は私の手を握りました。
恋人ではなく、友達を求める手のように思えました。私は喜んで応じました。
そのときの彼は、スーパースターではなく、一人の人間でした。



私たちは何度か出かけましたが、その後は連絡が途絶え、魔女狩りが始まったのです。
マイケルへの批判が次々に出てきました。私には彼の痛みがわかります。
世界中が敵になったような、あの苦しみ。自分の弁護すらできない無力さ。
群集の怒号にかき消され、自分の声は届かないと思い知るのです。



でも、私には子ども時代があり、過ちを犯しても注目を浴びることなくやり直せました。
最初にマイケルが亡くなったと聞いたとき、私はロンドンに居て、数日後にツアーの初日を控えていました。マイケルは私と同じ会場で1週間後にライブを行う予定でした。



そのときは、自分が彼を見捨てたということしか考えられませんでした。
私たちは彼を見捨てたのです。私たちは、かつて世界に火をつけたこの雄大な人物が、見過ごされるのを傍観したのです。彼が家庭を築き、キャリアを再建しようとしているときに、私たちの誰もが批判ばかりしていたのです。私たちのほとんどが彼を無視しました。



彼の思い出にしがみつこうと絶望的だった私は、インターネットにアクセスし、テレビやステージで踊って歌う彼の映像を観ました。
そして、"ああ、彼はなんてユニークで、オリジナルで、レアなのかしら"と思いました。
彼のような人は二度と現れません。彼はキングでした。



しかし、人間でもありました。私たちと同じ人間です。
その真価に気付かぬまま失ってしまうことも。最後はポジティブに締めましょう。
9歳と4歳の息子は、マイケル・ジャクソンに夢中で、家では股間つかみやムーンウォークが大人気。
彼の才能を知った新世代の子どもたちが、彼に再び命を吹き込んでいるようです。
マイケルは、今どこにいてもきっと微笑んでいる。



そうです。マイケル・ジャクソンは人間であり、キングでした。キング万歳。




TFR

おまけ

今まで何度も何度も聞いたけど いつも胸がアツくなる

僕は マドンナにもマイケルにも会って話したことはない

でも 胸が苦しくなる

人は何が大切で何が心を動かすのか

いつも自分の胸の深いところに訪ねて歩きたい


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こんなCUTEなものが大好きだけど

僕もいい歳の重ね方していきたいナ(≧▽≦)

長々読んでくれてありがと ♪~


Thank you so much for reading <3