空気を読めない人にならないために ~次世代フランス語会話術~ | フランス語学習記録

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仕事と家事育児の合間を縫ってのフランス語学習や、その先の夢について書いています。


フランス人は、
ズバズバものを言い、遠慮がない。

空気を読むなんて風習なんてない。
 


そんな印象がありますよね?



しかしながら、
実は、フランス人は日本人と同じく
ものすごく空気を読む民族。

ただ、問題なのは、
読むべき空気が
日本人とは違う。

そこを知っておかないと、
実は自分が
一番空気を読めないヤツ

になっていることがあるらしいですよ!



週末に、
井上大輔先生
「次世代フランス語会話術」
リアルセミナーに行ってきました。
 
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井上先生の講義は
かなりディープ。

表面的な部分をなぞるのではなく、

フランス語のバックグランドにある
文化や風習の部分から
フランス語を紐解く。
 


もっと言えば、
フランス語だけでなく、
もっと深い、言語学のところから
解き明かしていく。
 
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こうやっていうと
なんだか難しそうですが、

そこをおもしろおかしく、興味深く
説明してくださるのが
井上先生の持ち味。



書き始めるときりがありませんが・・・

例えば、
今回一番おもしろかったのが、
会話はダンスと似ているというところ。


どこで相手のターンから
自分のターンに切り替わるのか
知っておかないといけない。

ターンの切り替わるタイミングが
国によって異なる。



日本人は一単語ごとに
「ふんふん」「へー!」「そうなんだ」
と相槌を打つけれど、

フランスでは、
単語ごとに相槌を打つ習慣がないので、
それをするとうざがられる。
 


フランス語では、
一文でも区切り区切りで
語尾をあげて話しているときには

まだ自分のターンだよと
相手が主張している証拠なので
割って入ってはいけない。

逆に、
入るべきタイミングで入らないと、
なぜ入ってこないんだろう?
と思われてしまう。



話に割って入るタイミングは
国によって大分違うそう。

ラテン系のある国では、
相手が割って入って押し出されなければ
話し続けるのがルールとなっている
ところもあるそう。

その国々でダンスの種類が違うように
割って入るタイミングや強引さも
違うそうです。



文化に埋め込まれた会話の
無意識な習慣的ルール

いくら言葉それ自体を
流暢に操れたとしても
究極的なコミュニケーションはできない。
 


無意識な習慣的ルールを
身につけるために
手っ取り早い方法は
フランスに住むことかもしれない。

でも、
家族もいるし仕事もある身としては
おいそれと日本を離れて
フランスに長期滞在するわけにはいかない。

こういった無意識な習慣的なルールを
意識化させて、
フランスに住まずとも身につける、
その領域に踏み込んだ井上先生。
 
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今回は理論編でしたが
実践編があるようなので、
楽しみです!