暗号資産を見ていると、改めて「この市場、本当に休まないな」と感じます。

株式市場のように明確な取引終了時間があるわけではなく、深夜でも週末でも価格は動き続けます。

最初は「いつでも取引できて便利」と思っていましたが、実際にはずっとチャートを見続けることなんてできません。

そこで最近気になっているのが、取引の自動化です。

自動取引=未来を予測するもの?

以前は、トレーディングボットと聞くと「AIが相場を予測して自動で利益を出すもの」というイメージがありました。

でも調べてみると、実際はもっとシンプルです。

あらかじめ決めた条件に従って、売買を自動で実行する。

例えば、一定の価格帯で買いと売りを繰り返したり、一定のタイミングで少しずつ購入したりします。

つまり重要なのは「未来を当てること」よりも、決めたルールを継続して実行することなのかもしれません。

人間は意外とルールを守れない

取引で難しいのは、戦略を考えることだけではありません。

「この価格になったら買う」

「ここまで下がったら一度撤退する」

そう決めていても、実際に価格が大きく動くと不安になったり、逆に上昇を見るとFOMOで予定外の取引をしてしまうことがあります。

人間には感情があります。

一方、ボットには「怖い」「もう少し待ちたい」といった感情はありません。

設定された条件を淡々と実行します。

この“感情に左右されない”という部分は、自動取引のかなり大きなメリットだと思います。

最近いろいろなサービスを見ています

最近は取引所側でも、自動化ツールを簡単に使えるようになってきています。

私もBYDFiなどのサービスを見ながら、GridやDCAのような自動取引の仕組みを調べています。

個人的に面白いと思うのは、必ずしも高度なプログラミング知識がなくても、自分で条件を設定して自動化できることです。

昔は「自動取引=自分でコードを書く」という印象が強かったですが、今はかなり身近な機能になってきました。

もちろん、自動だから安全というわけではない

ただし、自動取引には注意点もあります。

設定した価格帯が市場環境に合っていなければ、ボットはその間違った設定も忠実に実行します。

また、市場が急に大きく動いた場合、今まで機能していた戦略が突然合わなくなることもあります。

特にレバレッジを使う取引では、損失リスクも大きくなります。

つまり、

自動化=放置してOK

ではないということです。

設定した後も、相場環境やパフォーマンスを確認する必要があります。

人間とボットの役割を分ける

最近は、「全部自分でやる」か「全部自動化する」かの二択ではないと思うようになりました。

人間は市場のニュースを読んだり、状況が変わったことを判断したりするのが得意です。

一方、ボットは同じ作業を何度でも正確に繰り返すのが得意です。

だから、

戦略を考えるのは人間。
繰り返しの実行はボット。
状況が変わったら再び人間が判断する。

このくらいの距離感がちょうどいいのかもしれません。

まとめ

24時間動き続ける暗号資産市場で、すべての値動きを人間が追い続けるのは現実的ではありません。

だからこそ、自動取引の役割はこれからさらに大きくなっていく気がします。

ただ、自動化は利益を保証してくれるものではありません。

あくまで「決めたルールを効率よく実行するための道具」。

そのくらいの感覚で使うのが、一番現実的なのではないでしょうか。

※この記事は情報共有を目的としたものであり、投資助言ではありません。