そういえばGothe のC1試験、合格しました!

 
本番、Hörenで失敗したと思ってたのですが、結構点は良かったです。
 
割と上手く行ったつもりのSprechenが一番低い点。まあ、基本的にドイツ語話すの下手なので仕方ないです。
 
しっかり対策したSchreibenは得点率9割!頑張りが報われました。
 
Lesenは語彙力がまだまだだと思い知らされた…。
 
今回のC1合格に役にたったことを以下に書きます。
 
☆ドイツ語メディアに毎日たくさん触れる。
最初は勉強と思って取り組んでましたが、いつの間にか日常生活の一部になりました。日本語メディアに触れてた時間がほぼそのままドイツ語メディアに移行した感じ。B2くらいでは外国人や子供向けにわかりやすくアレンジされたもので勉強することが多いですが、C1はまともな大人のドイツ人が普通に触れるメディアで勉強することになるので、内容的に面白く、ドイツ語の勉強だけが目的にならないのがよいです。

★テレビ
ZDF、ARDのサイトでドキュメンタリーを毎日見てました。日本でいうならばNHKスペシャルとかクローズアップ現代を見る感じです。これをやるととにかく学術的な内容のリスニングに慣れます。スクリプトを出しながら見れば、読む練習にも。
あと、インテリっぽく聞こえる言い回しや表現、文章の構成などは、作文にも役にたちました。
ドラマは日常会話の練習に。楽しいけど、試験にはドキュメンタリーの方が役にたったかな。

 
★新聞、雑誌を読む
Spiegelをオンラインで毎日暇さえあれば読んでました。Spiegelはニュース雑誌ですが、オンライン版は最新のニュースに関して新聞と遜色ないし、雑誌らしく最近話題のテーマや研究成果についての記事も多いので、C1の勉強にはぴったり。わからない内容は読み飛ばして、とにかく最後まで読み、何度も出て来て気になる単語は辞書をひいて意味をちゃんと覚えるようにしました。Spiegelに慣れると地元紙Rheinische Post は文章の作りが易しく感じるようになります。

★調べものはドイツ語でする
google やwikipediaで何かを調べるときはドイツ語で。
わからないながらに読んだり聞いたりしているうちに、理解し、語彙や表現が増えました。例えば、怪我や病気が続いた時期に必要に迫られてドイツ語の医療情報サイトをたくさん読んだおかげで、医療系テーマにはとっても強くなりました(笑)

で、これらのメディアで情報をインプットした後は、その内容を自分で説明してみると最高です。が、なかなかここまでは出来ず…
 
☆タンデム
日本語勉強中のドイツ人とタンデム。とにかく生きたドイツ語に触れらるし、こなれた言い回しを教えてもらえる。
さらに、日本のことをいろいろ説明する良い練習になります。ドイツで受けられるドイツ語の試験ってGoetheでもtelcでもsprechen,schreibenで「母国と比べてどうか」というのがお決まりで出ます。その練習にぴったり。ただし、ただ楽しくおしゃべりだけしていてもC1のテストで求められるスピーキング能力は身につかないので、試験対策は別途やる必要があります。
 
☆役に立った本
別途書きます。
 
☆作文をたくさん書く
書いたら添削してもらう。修正された文章は覚える。週に一回とか定期的に書くようにする。C1で高得点がとれる作文のコツはまた別途書きます。
 
☆一人言
スピーチの練習は1人でブツブツ呟いて。定型表現を使い慣れるように。あとは3分の長さとどれ位の内容を話せるかを体で覚える。
 
☆Redesmittelや便利な表現をノートに書き留めておく。Lesen用の文章、Hörenのスクリプト、Spiegelの記事などから使える表現を書き出してお気に入り表現集を作っておく。
 
☆ドイツ語クラスに参加したら、とにかく積極的に発言する。考えをまとめてから話すのではなく、考えが頭に浮かんだ瞬間にとりあえず発言して、話しながら考える。そして、どんなくだらない意見でも自信を持ってきちんと最後まで言い切る。「うまく言えなさそうだから言わないでおこう…」は絶対禁止。みんなが聞いている軽い緊張感の中で話をうまくまとめるのはとても良い練習になりました。

誰かのお役に立てば幸いです。