オランダといえば、国土の大半が海面より低いところにある、というのは有名な話。
大きな堤防を築いて、海の水が入ってこないようにして、国土を水害から守っているというのも知っていた。
では、その大きな堤防ってどんなんだろう?
ということで見に行ってきました。
大堤防(Afsluitdijk、締め切り堤防)は車が通れる道E22になってます。
海面の方が湖面より高い気がします。
ワッデン海の水をせき止めるために大堤防を築き、余分な水でできたのが人工湖であるアイセル湖。
大堤防は全長30km、1927年から6年かけて築かれたもの。
気の遠くなるような工事、すごいなあ。
地図で見るとすごさがよりわかります。
青丸のついてる道路がそれです。
海側は土手が高いのでドライブ中に海面は見えませんが、アイセル湖を見ながらのドライブは海の上を走ってるようで気持ちが良かったです。
堤防の付け根の両側にはロレンツ複合閘門 (Lorentzsluizen)とステフィン複合閘門(Stevinsluizen)という水門と跳ね上げ橋があって、船が通過できるようにもなってます。
堤防の途中にパーキングと休憩所、展望台があり、道路をまたぐ歩道橋から道路と海、湖を見下ろせます。
お天気の良い日にぜひ!
★★★information★★★
☆大堤防にある休憩所(展望台)
Monumentという名前のパーキングです。
Afsluitdijk1 - 1779 GR Den Oever
Telefoon: 0227-511234
☆東側から堤防に入りたかったので、カーナビには↓を入れていきました。
Lorentzsluis
Afsluitdijk, 8752 Kornwerderzand
★デュッセルドルフから約300km
★チューリップ球根栽培で有名なZijpeが近くです(堤防西側から20-30km)。チューリップの季節にはオススメです。