3/10、名古屋は晴天にもかかわらず終日寒い中、名古屋ウィメンズマラソンと同時開催の名古屋シティマラソンで、ハーフを走ってきました。

私のとなりのランナーは造血細胞移植ランナー仲間で、造血細胞ソースは「さい帯血」の方で、初ハーフを完走されました。

名古屋シティーマラソンは、2016年からハーフで走っていますが、2019年だけ冷たい雨に打たれての低体温症で、15キロ地点でリタイヤしています。

バンクを介した骨髄移植後の私の血液は、赤血球が正常範囲の下限ギリギリで、酸素を運ぶヘモグロビンも低水準です。
そのせいなのか、平熱が36.0度で血圧もとても低いので、低温下のマラソンはパフォーマンスが低下していまいます。

名古屋シティーマラソンのコースは、12キロから17キロは北上するため向かい風になり、体温を奪われてしまいます。
また、17キロから20キロはビル街で日陰ばかりの北道路を、西に向かい、大半が歩きになるので、かいた汗が冷えて体温が奪われしまいます。
そんな状況でも、過去に雨に打たれた時以外は完走していますので、執念で完走に持ち込みました。

ネットタイムでは、昨年の3分8秒遅れの、2時間57分8秒です。

ちなみに13キロぐらいのところで、私と同じ骨髄バンクの黄色いタスキを着けて私を追い越していったランナーを追いかけて、声を掛けました。

「ドナー登録しているが、一向にお呼びが掛からないので、こうして骨髄バンクのことをアピールしているとのこと」、
これまでも私の仲間以外でこのスタイルの方をごく稀に見かけたことがありますが、速すぎて声を掛けられませんでした。

私は提供の受けた側であることを話すと、「お互いこのスタイルで、アピールしましょう」と走り去られました。

この出会いがなければ、完走を諦めていたかもしれません。
やはり、このスタイルでゴールすることに意味があると、本日痛感しました。

なお、今年の大会から計測チップが非回収のアルミプレートになり、このチップは初めて見ました。

チップはゼッケンの裏にスポンジで覆われて接着されています。
ゼッケンの裏には緊急連絡先と既往症などを書きますが、既往症に「2011年5月 急性リンパ白血病により骨髄移植」と書いているランナーは、全国でも数人しかいないでしょうね。

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